絵合わせ日記

日常の暮らしで、あったこと、思ったこと書きとめています…ただ今、ペットは猫と金魚です。

編み物をほどいて

2019-03-10 17:29:45 | 雑感
昼に突然思い立って、編みかけていた変わり糸の棒針編みの続きを始めました。

そうしたら、糸が所々、飾り毛糸の玉が付いているので、編みにくいのなんのって、これっていつまでたってもこのままじゃないのかしらんと、首をかしげながら編んでいると、棒針が抜けてしまいました。

糸を拾おうと試みたものの、うまくいかず、ぷっつんきて、針を抜いてほどくことにしました。

一玉分の毛糸のほどいたのと、その後巻き取ろうとしたら、あちこちでこんがらがって、もう大変、3時過ぎくらいまで格闘してしまいました。

まあ、巻き取りには、成功しましたが、この糸で、二度と編み物をする気にはなれません。


ゆうべ、動画を見ていたら、裂き織りとか、さをり織りとか、あったのですね。

私、昔、織物にはまって、大阪まで出て、手織りを習ってきたこともありました。

それにあきたらず、とうとう、ニュージーランドのアシュフォールド社製のリジッドへドルルームという卓上手織り機を購入して持っているのです。

結婚する時も、手放さずに、持参しました。

長い間、やる気が出ていませんでしたが、今度これに取り組んでみようかしらと思い立っています。


実家の近くに、ハーブや玉ねぎの皮で、糸から染めて、大きな機織り機で織物をしている女の人がいました。

今は亡くなった彼女のことも思い出しています。

庭にカモミールをいっぱい咲かせて、鶏の小さいのや、ハムスターや猫を飼っていた優しい女の人でした。

芸術家だったんですね、ご夫婦ともに。

足元にも及ばないけれど、何度か、染め物を教わりに行きました。

年に一回、東京で個展をしていると、その絵葉書をいただいたこともあります。


私のは、手芸で、気まぐれな趣味ですが、亡くなった人の無念を思いやって、もう一度まねごとをしたくなりました。

去年の秋に、夏から編んでいたかぎ針のキャミ風ベストをしあげたのですが、編み物は、肩がこるし、おまけに可愛く仕上がったのに、編んであげた子どもにいまいち似合わなくて、お蔵入りです。

手織り機も、肩がこるのは同じだけれど、気分を変えて、違うものに熱中してみたいではないですか。

いつも、試しに、残り物や安い糸で織ったりしてたので、今度は、きちんと糸から吟味して織り上げてみようと思います。

機械は、二階にあるので、一人で取りに行けないから、まあ、ぼちぼち始めようかなというくらいの気持ちですが。

糸も選びにお店に行ってみたいですしね。

よくデザインから考えておこうと、今は楽しみにしています。

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