十数年前の糸で編み上げたサマーセーター

結婚当初、百貨店で買い求めて、自分のカーディガンを棒針で編もうとしていた綿の糸が、ほどかれて丸々残っていたので、それで、かぎ針で何か編むことにしました。

１玉ぐらいしか編んでほどいてなかったので、ちょっと古くはなってしまったけれど、味のあるリリアン糸ということで、『美しいかぎ針編み　春夏２７』の16の作品に挑戦しました。



何とか編み上げたのを、子どもが気に入ってくれて、何度もお出かけに着て行ってくれています。

元がいい糸だったので、セーターもそれなりによく仕上がり、満足しています。

無駄に打ち捨ててあった糸も、やっと日の目が見ることができてよかったことです。

この本では、ショールや、巾着も編みましたが、表紙のカーディガンや、０１のプルオーバーも編みました。

糸がみな違うので編んでいるので、今度は、本通りので編んでみたいなとは思っていますが、今ちょっと思案中です。

編んでも編んでも、子どもには似合うのに、自分には似合わなくて、少しへこんでいます。

なかなか着こなすというのも、技術というか、得手不得手があるようで、むつかしいなと思います。

今、銀色のきれいな糸で、自分用のサマーセーター、ほぼ仕上がっていますが、試着をすると、パツンパツンでおかしいと、子どもが言います。

めっちゃきれいに編み上げたのに、どうしたものかと、これも思案のうちですね。

もう、割り切って、子どものや人のを編むということにすればいいのかもしれません。

糸代がばかにならないのが悩みですねえ。

安い糸で編むと、きれいに編めてもそれなりの仕上がりだし、高い糸で編んでも、自分が着れるとは限らないし。

ここ、笑うところですよねえ。

本当は悩んでいるのですが。

かぎ針編みに夢中

4月に入ったら、突然無性に、かぎ針編みがしたくなりました。

手織り用に買ってあった糸で、早速買ってきたかぎ針用の本を見て、ショールを編み上げました。

その前に、手織りの残り糸で、きんちゃく袋を編んだのが、先でしたね。

もう面白くて止まらなくなって、寝食を忘れては嘘だけれど、パソコンも触らない、テレビも見ないで、今日あたりまで来ました。

このところの気候のせいで、体がだるくなって、一服中といったところですか。

今日は気分が少しましなので、かぎ針編みもして、出来上がっていた前開きのベストにボタンも付けました。

昨日しんどくて、暇つぶしに以前見ていた韓ドラを久しぶりに見たら、もう最終回近くまで来ていました。

今日も見てもいいかなと思い、それまでの時間、久しぶりにパソコンを立ち上げたというわけです。

子どもには、とりつかれたようにかぎ針編みをしている、とか、メルカリで売ったら、とか言われていました。

でも小物ではないし、服を作っているので、売るほどの出来でもないし、いい糸で編んだら愛着もあるし、安い糸のは、人様に差し上げるようなものではないし、ちょっとここら辺で、考え物です。

作品を仕上げるのに夢中で、写真を撮っても、パソコンに入れてなかったり、写真さえ撮ってなかったり、いいかげんなものです。

でもなぜ、かぎ針かというと、間違えてもほどくのが楽だし、手織りのように、縦糸を通す手間もありません。

ちょっと、目数を数える手間はありますが、それぐらいの計算してないと、ぼけるよと子どもに言われてしまいました。

最初は、3つの作品を平行に仕上げていましたが、今は、買ってきた2冊目の本の『春夏のかぎ針編み２１』のアシンメトリーに配置されたパイナップルのブレードがおしゃれなデザインというサマーセーターを編んでいます。

本の糸ではないけれど、そこそこいい糸を買ってきたので編んでいます。

結構糸代もばかにならないので、ゆっくり編んで楽しもうかなと思っています。