りんごっこ劇場

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堂場瞬一『長き雨の烙印』読後感想

2020年04月25日 |  小説 読書

令和2年4月25日(土)  時々

 

 

○○郵便局の『仔ひつじ文庫』からお借りしていました

堂場瞬一『長き雨の烙印』完読いたしました。

 

堂場瞬一

前回手にした刑事 鳴沢了シリーズも初耳ながら、

汐灘シリーズも初耳

汐灘サーガとされる独自の世界が広がる

刑事ものとのことですが、

どちらも今回が初めてでした。

 

 

汐灘の海岸で起きた幼女殺害未遂事件、

容疑者として浮上したのは、

二十年前に同様の犯行を自供し、

服役した過去を持つ庄司だった。

その庄司が、

再審請求に向け動き出した矢先の事件、

予断に満ちた捜査で犯行のシナリオを描こうとするベテラン刑事に対し、

庄司のかつての親友で、

捜一の刑事となった伊達は、

独自の調べを始めるが・・・

 

 

『新型コロナウイルス』で外出自粛要請の中

高齢者はなおさらの自粛を心がけている中で手にしたのは、

警察小説の湿っぽさが如実に表れた題材でしたが、

下りの、題名の『長き雨』

成功しているのでしょうね。

そう言いながらも、湿っぽさにまんまとはまりましたわ。

面白かった~。

 

 


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