りんごっこ劇場

どうせ一度っきりの人生,楽しまなくっちゃ!損々、
お酒に趣味に好きな事をして 我が老後まっ盛り! 花盛り!

堂場瞬一『驟雨』読後感想

2020年04月13日 |  小説 読書

令和2年4月13日(月) 



○○郵便局の『仔ひつじ文庫』からお借りしていました、

堂場瞬一『驟雨』(しゅうう) 完読しました。 



「間島を釈放しろ。さもないと、爆発は続く。」
連続少女誘拐殺人事件の犯人、
間島を逮捕し、解散が目前に迫った捜査本部、
最後の裏付け捜査を担当した鳴沢は、
相棒と帰還途中、車の爆破事件に巻き込まれる。
けがを押して署に戻った二人を待つ犯行声明
そして第2の爆破事件。
犯人の目的は。見えない動機を追う鳴沢だがーー⁈
書き下ろし長編小説


刑事 鳴沢了は聞き覚えはありましたが、
堂場瞬一の警察小説シリーズとは初耳
先輩でもある父は『捜一の鬼』
理詰めで相手を追い込み、矛盾を突き、
うそや言い訳を一切許さないタイプ
「仏の鳴沢」と呼ばれた祖父は、容疑者の情に訴え
感情移入し、時に一緒になくことも 

どちらもプラス面 マイナス面はあれど、
範とすべき点は多い。
「驟雨」(にわか雨の意)を浴びた今
采配に悩むのだが‥ 



長編ながら、
スッキリです。

今時季 おうち時間がたっぷり
あっという間の完読でございます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする