はしもと紀子の風だより

はしもと紀子の今日の出来事をお伝えします

9月20日(水)

2006年09月20日 | Weblog
 朝は9時からご案内を戴いていた、芝谷中学校の体育祭に行きました。「気合 努力 団結 根性 嵐を巻き起こせ!」をテーマに爽やかな秋晴れの空の下、競技が展開されました。そのあと福祉企業委員会の傍聴に入りました。議案第79号「高槻市立療育センター条例中一部改正について」、議案第80号「高槻市立つきのき学園条例中一部改正について」、議案第81号「障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業に係る利用者負担に関する条例制定について」それぞれ長時間にわたって質疑が集中しました。障害者自立支援法については、障害当事者や関係諸団体の激しい反対を押し切って制定された法律ですが、直後から不安や見直しの声が高まっていました。私も友人の全国ネットのメールから様々な悲痛な声が届けられました。
 議会に対し、市から「障害者自立支援法に係る高槻市の独自軽減策(案)」が説明されていましたが、議会開会当日、障害児・者や関係団体の市役所前の集会や要請行動が行われなど、当事者の粘り強い行動などを受け、委員会開会に当たって、市当局はさらなる軽減策について追加案を補足。これに関わる質疑が続きました。そもそも、国において作られた法律に起因する様々な問題であり、国の責任転嫁の典型だと思います。

 一方私は今日も昼食時に、今回市民連合が提出する「障害者自立支援法の見直しに関する意見書」や、「学校司書教諭の専任化を求める意見書」に同意の署名をいただくため、各会派を回りました。

 時々、仕事の関係で傍聴を抜けなければならず、午後5時ごろまで傍聴しましたが委員会はまだまだ継続の模様でした。市民連合議員団としては、そもそも、法律が不十分すぎるため、今後も国に対して見直しを求めながらも、今回、高槻市が示した軽減策については、その努力を高く評価する立場で採決では賛成でした。今後とも、障害を持つ当事者や関係者の方々の意見を真摯に汲み取りしっかりと応えていかなければと心に命じました。

 今日は自民党の総裁選挙で、雪崩打つように勝ち馬に乗るというような流れの中、安部総裁が誕生しそうです。
 この国の行方をしっかり自分の生活に引き寄せながら考えると同時に、次の世代に責任を持って伝えるべきものを選択しなければならないと思います。その意味で、茨木市の衆議院議員補欠選挙、そして統一地方選挙、さらに参議院議員選挙をしっかり闘いたいと思います。