斬る!雑草魂

北京五輪なんかどーにでもなれっ

格差解消が目的化してしまうと・・・

2007-09-07 | 政治ネタ

民主法案、年金・政治資金を優先 農業補償は通常国会に
民主党は6日、臨時国会に提出する法案の優先順位などの方針を固めた。年金保険料の給付以外への流用を禁じる年金保険料流用禁止法案と1円以上の事務所費などの領収書添付を義務づける政治資金規正法改正案を最優先し、野党が多数を握る参院に提出する。一方、8月に社民、国民新両党と共同提出した郵政民営化凍結法案の再提出は断念。参院選公約の目玉だった農家への「戸別所得補償制度」創設法案は来年の通常国会への提出をめざす。
【朝日新聞 2007/9/7】------------------

やっぱり民主党は農家へのバラマキやるのか?民主信者の中にもさすがにコレには批判的な人も多いらしいが。
ま、民主党はあのバラマキ公約だけで参院選勝ったワケじゃないけど、アレを見た自民党が勘違いしそうでなんだかマズイ。小沢の古い自民党のやり方のほうが選挙に勝てると。んで、自民党も負けじと来年度予算で公共事業もっとやれ、とかの声が上がっているらしい。結局ムダな公共事業が増えて、その割りに地方は活性化せず、国の借金だけが増える、なんて過去のパターンだけはご勘弁ネ。

公共事業にしろ、農家へのバラマキにしろ、これらの施策は格差解消が目的らしい。
昨今何かにつけて言われる格差社会。けどオイラはあえて言う、格差社会の何が悪いの?

以前にも書きましたがオイラは格差社会自体は否定しません。出来れば格差は小さい方がイイけど、どんな時代にも格差は存在するワナ。努力・苦労をする者、一方で怠ける者も存在するワケだし。オイラはかなり働いているほうだと思う。
問題は貧困から抜け出すチャンスがあるかどうか、こっちの方がはるかに重要。オイラのみたいな30代が明日失業した場合、どんなにやる気があっても、まともな職にありつくチャンスはほとんどありません。コレが現状。この状況を改善する施策をとるべきですな。

にもかかわらず格差解消が目的化してしまうと、バラマキと言う古典的なやり方になってしまうワナ。たぶん何も良くはならないだろうけどな。