安倍改造内閣、重厚な布陣に 挙党態勢の構築目指す
安倍晋三首相は２７日、政権発足後初めて内閣改造を実施した。焦点の官房長官には衆院当選９回のベテラン、与謝野馨元通産相を起用。年金問題を担当する厚生労働相には、舛添要一参院議員を抜擢（ばってき）した。起用が有力視されていた民間の増田寛也元岩手県知事は総務相での入閣となった。参院選での大敗を受け、自民党内から挙党態勢の構築を求める声が相次ぐ中、派閥領袖クラスを閣内に取り込み、重厚な布陣を敷いた。
首相（自民党総裁）は内閣改造に先立ち、党幹部人事を行い、幹事長に麻生太郎前外相、総務会長に二階俊博前国対委員長、政調会長に石原伸晃前幹事長代理をあてた。国対委員長には大島理森元農水相、幹事長代理に細田博之元官房長官、選対総局長に菅義偉前総務相を起用した。
安倍首相は自身のセールスポイントといわれる外交・安全保障政策を担う閣僚に、いずれも派閥領袖である町村信孝氏（外相）、高村正彦氏（防衛相）をあてた。留任する伊吹文明文部科学相、党三役に起用された麻生、二階両氏とあわせて、自民党の９派閥のうち５派閥の会長が、閣僚や党役員に就任した。
【産経新聞 2007/8/27】－－－－－－－－－－－－－－－－－
幹事長が麻生氏確定で注目していた外相ポストも町村氏でとりあえずホッ。まぁ、町村氏しかいないと思っていましたが売国奴がならなくてよかった。
舛添氏入閣はとりあえず歓迎。テレビであれだけ大口叩いていたのだからお手並み拝見。急に歯切れが悪くなったりしないでネ。
小池氏退任は残念だけど・・・
「女子の本懐」も未練チラリ 小池前防衛相が退任会見
次期防衛事務次官人事をめぐる守屋武昌次官との対立で話題を呼び、内閣改造前に再入閣しない意思を表明していた小池百合子前防衛相。２７日のお別れ記者会見では、２カ月に満たない任期を振り返り「女子の本懐という気持ちだ。２年くらいの内容があった」。ただ、マッカーサー元帥の言葉を引いて「国防についてはアイ・シャル・リターン（私は必ず帰ってくる）という気持ちで頑張っていく」とも語り、未練ものぞかせた。
【産経新聞 2007/8/27】－－－－－－－－－－－－－－－－－
＞「国防についてはアイ・シャル・リターン（私は必ず帰ってくる）という気持ちで頑張っていく」
敵将の言葉を得意げに使うなよ！少し見損なった。
近々世論調査で内閣支持率が上がったとか下がったとかいろいろ言われるでしょうけど、発足１～２週で世論調査てどんだけ意味あるの？て思う。
安倍ちゃんには自民党のためでしなく日本国のために政治をやって貰いたいと思う。その結果自民党負けてもイイじゃない。
前にも書いたけど内閣支持率手50～60％くらいがベスト、間違っても支持率のために政治をやっちゃダメだよ。
オイラも安倍政権には糞とかヘタレとかいろいろ言ってきたけど、朝日新聞とか売国勢力が喜んで叩いているところ見ると妙に支持したくなるんだよなぁ～。
それと総選挙について、マスゴミは年内にやれ、とか願望丸出しで言ってるけど、たぶんそれはないな。オイラの予想じゃ来年もないかモナ。自民党は政権にしがみつくことに関しては恐ろしくしぶとい組織ですから、案外再来年の任期満了近くまで引き延ばすだろうな。