残業代ゼロ 首相「少子化対策にも必要」
安倍首相は５日、一定条件下で会社員の残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入について「日本人は少し働き過ぎじゃないかという感じを持っている方も多いのではないか」と述べ、労働時間短縮につながるとの見方を示した。さらに「（労働時間短縮の結果で増えることになる）家で過ごす時間は、例えば少子化（対策）にとっても必要。ワーク・ライフ・バランス（仕事と生活の調和）を見直していくべきだ」とも述べ、出生率増加にも役立つという考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は「家で家族そろって食卓を囲む時間はもっと必要ではないかと思う」と指摘。長く働くほど残業手当がもらえる仕組みを変えれば、労働者が働く時間を弾力的に決められ、結果として家で過ごす時間も増えると解釈しているようだ。
ただ、連合などはサービス残業を追認するもので過労死が増えるなどとして導入に猛反対している。このため、夏の参院選をにらんで与党内でも慎重論が広がっている。
しかし、首相は通常国会への法案提出については「経営者の立場、働く側の立場、どういう層を対象にするかについて、もう少し議論を進めていく必要がある」と述べるにとどめた。
【朝日新聞 2007/1/6】－－－－－－－－－－－－－－－－－－
どー考えてもコレが少子化対策に繋がることが理解出来ませんでした。このぶっ飛んだ発想はどこから来るのか？教えて安倍ちゃん
ま、100歩譲って働き過ぎが少子化に繋がるまでは理解できたけど、コレを導入したからって労働時間が短縮されるとはとても思えませんな。
もっとも経済力があるから子供を産むてのもウソだと思うけど。(オイラの周りでは貧乏ほど子沢山、経済的にゆとりのあるほうが子供を作らない)
この法案の問題点についてはアチコチで指摘されているのでここでは詳しく触れません。ただオイラがコレに胡散臭さを感じる理由としては、この法案を強力に後押ししているのがトヨタを初めとした経団連であること。それと「ホワイトカラー・・・・」などとわざとわかりにくい横文字を使っている点。わざとわかりにくいカタカナ英語を多用して誤魔化すのは官僚や専門家の狡猾な常套手段。こんなのには騙されませんぜ。「美しい国」て言うならまずワケの分からんカタカナ英語を正しい日本語にしてから言ってくれ。
そんなにこの制度が素晴らしいのならまず公務員から導入してみてはいかがですかな。話しはそれからです。まぁ公務員の場合、今よりもっと仕事しなくなるかな？
安倍ちゃんが前の純ちゃんと決定的に違うのは(国民の)空気が読めないこと。ひょっとして経団連の支持さえあれば参院選に勝てると本気で思っているのですか？
さすがにマズイと思ったのか・・・・
残業代ゼロ見送り論、与党に強まる 厚労省に戸惑い
の、ようですが。
こんなことやってたら支持率ますます下がりそうですな。そのうちブッシュやノムひょんの支持率と肩を並べる事になりますぜ、安倍ちゃん。
今は民主党が失策だらけだからイイようなモノで、このまま空気が読めないお坊ちゃまのままでいるとホントに参院選負けちゃいますよ。
安倍ちゃんは拉致問題だけやってればよかったネ。
サヨクの下品な冗談「美しい国」←→「憎いし苦痛」も、なんか冗談に聞こえなくなったな。
今、売国じゃない左翼政党が誕生したらかなりの支持を集めるだろうな。