骨髄移植の記憶。。。最終同意

様々な検査が行われて、私は変な病気も持たず、健康だということが証明されました。


ここで、最終的な同意の確認がおこなわれました。

この段階で断ることも可能ですが、最終同意の後ではもう断ることができなくなります。

患者さんも移植に向けての処置がおこなわれ、これを中断することは患者さんに危険な状態を招くことになるからです。

私は断る理由もないので同意しましたが、ドナー登録した時には賛成していた父親が反対してしまったのです。

いくら、本人が同意しても親が反対すれば移殖はできないのですよ～。

こんなことしているのは、日本くらいのもんです。。。なんで？


「見ず知らずの他人のために全身麻酔までしなければならないとは、何事か！！！」と言う父親をなんとか説得して先に進むことができました。

骨髄移植の記憶。。。HLA適合

ドナー登録から数年後、諏訪湖の畔の岡谷で暮らしている時にHLA適合の知らせが届きました。

１万～１０万人に１人の確立なので、宝くじにでも当たった気分でした。


三次検査は、近くの病院でできましたが、実際に骨髄移植のできる病院が近くになくて大変でした。

長野県内には、骨髄移植ができる病院は３ヶ所あったのですが、

院内感染問題で移植を中止している大学病院や、女性と子どもしか相手にしない病院（なんでや～？）、親が付き添わなければならない病院など、私には不向きな病院ばかりでした。


結局、東京の大学病院で移植を行うことになりました。

骨髄移植の記憶。。。ドナー登録

６，７年前に骨髄を提供しました。

我が人生の一大事でありましたが、当時のことを思い出しながら少し書いてみましょう。


ドナー登録は、ある女性の骨髄移植の体験記を読んだのがきっかけとなりました。

当時はまだ、骨髄バンクというものがなくて、かなり大変だったようです。

本の著者の講演があったので聞きに行きました。

白血病の子ども達と遊ぶボランティアを募集していたので、病院まで面談に行きましたが、年齢制限にひっかかり、かないませんでした。


正義感というよりは、献血気分で気軽に登録したのを覚えています。

採血は１０ｃｃ程度で、献血より楽にできます。

ついでに、１時間ほどかかる成分献血をして帰りました。。。

ギターで音遊び。。。

一五一会という楽器がありますね。

安ければひとつお買い上げといきたいところですが、１０万円ですか！？

同じ４本弦のウクレレを一五一会と同じようにCＧCＧ（だったかな？）に調弦すればいいと思うけど、ウクレレは持っていません。


最近手に入れたミニ・ギターがあるので、ちょっと遊んでみることにしました。

ギターの調弦は、ＥＡＤＧＢＥ（だったかな？？）だから、あまり無理のないところで、ＥＢＢＥＢＥにしてみると、なんとなく一五一会の感じ。。。

６弦あるから本家よりもいい音がするかもね。

しかも、本家と同じヤイリだし。。。１万円で買ったし。。。


これだと、普通に「安里屋ゆんた」も弾けるし、「津軽じょんから節」も弾けてしまいます。

三味線の本調子と二上りが混ざった調弦だから結構楽しいのだけど、指先が痛くなりましたね。

三味線は指に優しい絹糸だから、激しい「じょんから節」もノー・プロブレムですが、さすがにギターの鉄弦は痛い！！！

しかも、フレットが邪魔で弾きにくい！


でも楽しそうだから、そのうち誰かの三線と合わせてみましょうかね～。。。

さあ、本番。。。

再び、八幡市民会館へ出かけました。

今回は、中ノ島流大正琴発表会での特別出演です。

大正琴といえばお年寄りの楽器というイメージがあり？、演奏もおとなしいという感じでしたが、家元や宗家の演奏は激しくてなかなか聴きごたえがありました。

他の楽器とのコラボもいいかもしれません。。。


さて、我々の三線とギターの出番です。

いつものように会場のお客さんを巻き込んで、盛り上がりました。

三線で、「安里屋ゆんた」「十九の春」、ギターを加えて「涙そうそう」「童神」「てぃんさぐぬ花」「花」。。。

３０分の演奏でしたが、会場との一体感を感じることができて、楽しいひとときでした。

音響もよくて、気持ちよく演奏できましたね。

花束も頂きました。


たまには、広い会場でやりたくなりましたね。。。