やっぱり、こうなりましたね。。。
今夜の芭蕉布は、ひと味違いました。とぅばらーま大会の出演者の飛び入りがあり、お客さんも大会を見に行った人達なので八重山古典民謡ばかりやってくれましたね。
特に印象に残ったのは、ブラジルからの留学生のブリさん。
那覇に住んでいて、八重山古典民謡を習っているとか。
とぅばらーま糸満大会で優賞した方で、今回もゲストで歌を披露していました。
東京で能の勉強をしたいと言っていましたね。
芭蕉布では、「安里屋節」と「とぅばらーま」を歌ってくれました。。。
やっぱり、宿で三線遊びですね。「とぅばらーま」を歌うとオジイとオバアが「来年は出なさい！」という。
そうだね～、前夜祭には出たいと思いましたね。
今夜はコンクールだから、どうしても同じような歌い方になってしまいます。
決められたように歌わないと、優勝はできないのです。
息継ぎの仕方や発音が悪ければ、いくら心に響く歌でも落選です。
前夜祭は、それぞれの方がそれぞれの歌い方をされていました。
こちらのほうが、本来のとぅばらーま大会ではないのかな～。
さて、盛り上がった勢いで民謡酒場「芭蕉布」になだれ込みました。
今夜は鳩間加奈子が来ていて、盛り上がっていました。。。
今夜こそ遅れるわけにはいきません。泡盛はほどほどにして、オバア達とタクシーで会場に向かいました。
タクシーの運転手の方とも、普通に「とぅばらーま」の会話ができるのが素晴しいですね。
会場の広い公園は人でいっぱいでした。
「とぅばらーま」以外の曲は聴けないというのに、子供からお年寄りまでみんな楽しんでいました。
２３名の熱唱と歌詞部門の発表。。。本当に「とぅばらーま」だらけでした。
全員の写真と歌を録音しました。
それを聴きながら、今ブログを書いているわけですね。
十三夜の月が美しく輝いていました。。。
朝のコーヒーを飲んでいると、とぅばらーま大会に出場する方が練習に来られました。関西から来られている方で、まだ３０代の男性。
八重山古典民謡はほとんど独学で、ときどき石垣島の先生に電話で指導を受けているという努力家です。
「とぅばらーま」の他にも八重山の歌を聴かせてくれました。
知らない曲が多かったけど、なかなか心地よかったですね。
オバアなんか、心地よすぎて寝てしまいました。
今夜の大会が楽しみですね。。。
