ののほんじゆうちょう

管理人nonohonが不定期にラクガキします。

マイマイ漬けの日々

2009年11月29日 | マンガ・アニメ
 先日の三連休から、いよいよ『マイマイ新子と千年の魔法』(片渕須直監督)の公開が開始されました。名劇好きの方々は少しずつ観に行っていただけているようで、嬉しい限り。
 私ももちろん観に行き、改めて感動し、リピートしまくってます。作風のせいか、夜の上映がないため土日のみしか観にいけないのですが、それでも今日で5回目(試写会含む)。何度見ても新しい発見や新しい感動がある作品ですねぇ。こちらもいろいろな見方をしようと、早朝5時からアリーテのDVDを見てから行ったり、いろいろやってみました(笑。これからもまだまだ通いそうな雰囲気です。

 さて、最初の頃はあまりお客さんがいなかったマイマイですが、口コミのせいかCMのせいか、だんだん増えています(当社比)。上映館は決して多くありませんが、どんどん広がっていけるといいですね~。とにかく多くの人に観てもらいたい映画です。

 イラストは貴伊子。ようやく少しは「らしさ」のある絵になってきた・・・かな?

マイマイ公開

2009年11月24日 | マンガ・アニメ
片渕須直監督『マイマイ新子と千年の魔法』が公開されました。
3連休であること、私の自宅から徒歩5分の劇場で上映していることから、3連休毎日観てやりましたよ!
これでマイマイ4回ですが、飽きませんね~。
観る度に新しい発見や楽しみがあります。
何て素晴らしい作品なんでしょう。
絶対見て損はありません。片道50km以内に上映劇場がある人は是非観てください。

個人的に貴伊子の作画が超ツボなんですが、あまりに神がかってて描けないので、今回は絵の上手い吉岡さん。彼女を描いたのはおそらくネット最速かと(笑
ちなみに「マイマイ新子」をgoogle画像検索かけると、1ページ目に私の絵が出てきます。草の根マイマイ活動実施中です(笑

マイマイ新子と千年の魔法

2009年10月18日 | マンガ・アニメ

※画像クリックで元絵

マイマイ、観てきました!

片渕須直監督『マイマイ新子と千年の魔法』。名前も公表されていない頃からもうかれこれ2年くらい楽しみにし続けてきましたが、昨日ついに試写会行ってきました!
もう何と言っていいのかわからないくらい、よかったです!
どのシーンも楽しく笑えて、泣けます。
泣かせる場面というのではなく、その雰囲気そのものが、やり取りの一つ一つが、涙が出るくらい胸に響きます。こういうところは片渕監督ならではですね。


舞台は昭和30年頃の山口県防府市・国衙。おでこにもう一つつむじ(マイマイ)がある女の子・新子は、いつも千年前の都やそこに住む人々に想いを馳せていました。そこにある日、東京から転校生・貴伊子がやってきます。はじめは周囲に馴染めなかった貴伊子ですが、新子との触れ合いを通してだんだんと周囲と打ち解けていきます。そんな中・・・・・・。

と、あらすじにしてしまえば何てことはないんですが、その何てことない日々が、何て素晴らしい時間の連続だったんだろうと気づかせてくれる作品です。子ども達一人一人が本当に生き生きとし、その真っ直ぐな心が、感情が、直接伝わってくるようです。時代背景的なものではなく、誰もがそうであった子どもの頃の心が思い出され、涙が出るほどの懐かしさを感じます。そうだった、子どもの頃はこんなにも遊ぶということが大きな事だった・・・と。
キャラクターが記号でなく、一人の子どもとしてしっかり描かれている、数少ない作品だと思います。「こんな子いる!」と何度思ったか。序盤の教室のシーンなんか最高。新子の妹ちゃん、素敵過ぎです。
また、事前に得ていたあらすじから、千年前の物語をどういう風に現在の話に違和感なくからめていくのかと思いましたが、そうではないんですね。今も昔もあるのは同じ人の心なんですね。全編通して人の心がとても温かく伝わってくる作品でした。
ぜひいろんな人に観てもらいたいと思います。


あ~、私も早く二度目観たいなぁ~。
ここまで2年以上待ったのに、なまじ観ちゃっただけに、もう一カ月が待てない(笑

マイマイトレーラー

2009年07月05日 | マンガ・アニメ
もうなんだか『マイマイ新子』の紹介でしか更新してないような気もしますが(笑)、今回youtubeでついにマイマイの予告を見つけてしまったので、是非ともご紹介を!

本当は動画自体をブログに貼ろうか悩んだんですが、著作権的にどうなのかよくわからなかったのでURLを。

こちらクリック

やばい!!
もう名作の雰囲気が漂いまくってます!
この短い動画でさえ魅入ってしまいますよ。
これを見つけた一昨日から、私ひとりで40回以上再生してます(笑

おいおいおい~!

2009年06月21日 | マンガ・アニメ
『マイマイ新子と千年の魔法』(片渕須直監督)のサイトが知らぬ間に一気にリニューアルされてる!!
もう我慢できないくらい、超絶トップ絵だぁ~!!
11月公開、待ちきれないわぁぁ~!

細田監督のサマーウォーズも良さ気な予告編だったし、いろいろ楽しみです。
テレビでは『東のエデン』が良かった。劇場版で続編ということでこれも楽しみ。

獣の奏者

2008年12月01日 | マンガ・アニメ
お久しぶりです、生きてます(笑


今回月刊少年シリウスで、上橋菜穂子原作の『獣の奏者』が漫画で連載開始しました!

精霊の守り人に代表される上橋菜穂子ですが、この『獣の奏者』も大好きなんです。
これは闘蛇・王獣という人に馴れることのない獣との心の通い合いに魅せられた少女の物語。人はそれ以外の生物とどう付き合っていくべきなのか。這いずるようにその問いの答えを探し続けるエリンに心が揺さぶられます。風の谷のナウシカ(漫画版)でも同様の命題が課せられますが、後半話が大きくなりすぎて、この点はぼやけた感が否めません。エリンが一体どういう答えを出すのか・・・。蟲師好きさんなんかにもオススメです。


私、失礼ながら、少年シリウスという雑誌自体も、作者の武本糸会もまったく知らなかったんですが、なかなか良さそうですね。
ただ、月刊でこのお話をやろうとすると・・・・・・何年かかるんだろう?

ちなみに『獣の奏者』、アニメ化も進んでいるようです。私は精霊の守り人のアニメも見ませんでしたが、獣の奏者もアニメは・・・どうなんだろうねぇ(笑

おどあい

2008年06月12日 | マンガ・アニメ

※画像クリックで元サイズ

なんでしょね、この文字通り『死にそうな忙しさ』は。
とりあえず来週末までは瀕死のペースが続く予定。
現実逃避のために、ストックをあげてますが、それもこれから先はできるのかしら・・・?(笑

み、皆さんもご自愛くださいね。

マイマイ

2008年06月11日 | マンガ・アニメ
『名犬ラッシー』『アリーテ姫』でお馴染みの片渕須直監督。
『BLACK LAGOON』以来、表立った動きはありませんでしたが、いよいよ来ました、次回作情報!!

作品名は『マイマイ新子』。
http://www.arete.jp/~arete/diary/c_note.cgi
私は知らないのですが、原作は同名の児童小説らしい。
「日本版赤毛のアン」という評もあり、今から楽しみでしょうがない。
以前監督が「2009年には・・・」と言っていたので、早くて来年の年末でしょうか。
ううぅ~~~、早く観たいっ!!

ちなみに絵は完全にイメージだけで描いてます。
それから話は変わりますが、ここのところオフラインで『ラッシー』『アリーテ』であるイベントを企画したんですが、なかなか上手くいきませんねぇ・・・。

ポルフィの長い旅

2008年01月06日 | マンガ・アニメ

※画像クリックで元サイズ

さ、始まりました、名劇新シリーズ第二弾『ポルフィの長い旅』
『少女コゼット』は、絵柄と作風の両方に違和感を感じ、私生活が忙しくなったこともあり、序盤で脱落してしまいました。

そこで今度のポルフィですが、コゼットとは画風も大きく異なり、もっとリアル系になっています。唇周りを細かく描いたりと、なかなかクセのある画風ですが、個人的にはコゼットより好き。演出も、1話の段階ではほぼ何も進まず、登場人物の心の機微を、ゆっくりと描くことに終始していました。特に、台詞でなく、何も語らない“間”を多用する演出がなかなかいいですね。引きの画面が多いのも、以前の名劇っぽくていいです。

今は作画もとてもよく、この絵柄でも動きで十分魅せられます。主人公が自動車に憧れる少年ということで、車の描写がとても力が入ってました(笑
今後荒れてこなければかなりいいんじゃないでしょうかね。

脚本は落ち着いていますね。片渕作品ほど一話の中で盛り上がりはありませんが、丁寧なつくりで好感は持てます。あとはシリーズを通してどうするのか。


とにかく、前作のコゼットが絵柄でも華があり、有名な原作を掲げ、“新しい名作劇場!”というものを旧ファンやアニメファンに強くうって出るための作品としての役割を担っていたのに対し、ポルフィはより以前の名劇の雰囲気をじっくりと描こうとしているのではないでしょうか。とにかく今の段階ではコゼットより楽しみです。

奇跡がいっぱい

2007年12月29日 | マンガ・アニメ
ここ数年、私の年末恒例になっていることがあります。
それは、クリスマスに『ユンカース・カム・ヒア』を、大晦日に『東京ゴッドファーザーズ』を観ること。
今年も忙しい中ユンカースを観、大晦日には予定が入ってしまったので、東京ゴッドを今日観ました。う~ん、どちらも素晴らしい作品ですねぇ。何度観てもため息が出ます。こうして見ると、世の中にはなんて奇跡が溢れてるんだろうと思います。

そうそう、『ピアノの森』のDVDも発売になりました。
もちろん買って観ましたよ。これもいい作品ですね。
これでもうしばらく楽しみなアニメ映画はないのかな・・・。
実写では『スウィーニー・トッド』があるけど(ティム・バートン♪)。
けど新年からはポルフィ観るぞ~。

フランソア

2007年12月09日 | マンガ・アニメ
以前ウチの絵掲示板で、佐藤好春さんが制作しているフランソア・スロ-ブレッドのCMが話題になりました。
そこで新CMがいつのまにやらアップされてた!

ぎゃーー、貴公子!!

金髪碧眼、屋根、空、煙突、本・・・
個人的にはこいつぁアルJrだということで補完しときます。

ま、私の絵は即興のうえ、美男子下手ときてるので足元にも及びませんが、アル派の女子達、鼻血出すなよ・・・。

茄子 スーツケースの渡り鳥

2007年11月06日 | マンガ・アニメ
『茄子 アンダルシアの夏』の続編『茄子 スーツケースの渡り鳥』がDVDで発売開始。
前回見事に自転車レースをアニメ化しましたが、今回はコーナーの多い宇都宮のジャパンカップ!アンダルシアでは茹だるような暑さと永遠に続くが如き直線を、そして今回の宇都宮ではコーナーの怖さや気持ちよさ、悪天候や悪路のオモシロさを、アニメーションの持てる技術をフルに使って、完璧に描いています。自転車好きじゃなくっても絶対オススメの質ですよ!

ちなみにこの作品を見て、ものすごくカリオストロっぽさを感じました。
もちろんぺぺの風貌やキャラの体のバランスが近いってこともあるんでしょうが、演技のさせ方や、表情のつけ方がとても。
そのためアンダルシアとはずいぶん違った印象を受けますが、まぁいいか。
とにかく素晴らしい作品でした。
ちょいと時間がないので簡単にオススメだけ。