ののほんじゆうちょう

管理人nonohonが不定期にラクガキします。

よいお年を

2006年12月31日 | ちょっと真面目に

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12月31日付けの日記でイノシシっ子とは、ややフライング気味ではありますが(笑)、とにかく今年は皆様に大変お世話になりました。
今までずっと数人の知り合いしか見てないだろうという意識でこのサイトをやってまいりましたが(今でも半分以上そういう気なんですが・・・)、気付けば結構応援してくれる方がいるようで、なんとも気恥ずかしいような、嬉しいような気持ちでいっぱいです。
ラクガキ以外の更新がほとんどないダメ管理人ではありますが、これからもどうぞよろしくお願いします。

皆様、よいお年を~!!

07公用年賀

2006年12月30日 | 垂れ流し
先ほどようやく完成。
これまで毎年マンガチックなイラストでデザインしてたんですが、さすがに職場にそんなもの送るわけにもいかず、それらしいデザインを考えようとするも、嫌々やってるから遅々として進まないったらない。
なんとか完成したけど、もう30日の昼。
果たして間に合うのだろうか・・・。

うわ、しかも年賀状がインクジェット紙と普通紙混ざってるし!
当たり外れみたいですなぁ。
とりあえず上司のはインクジェット紙にしとこう・・・(笑)

例年通りのマンガチックなのは今夜からつくります。

パプリカ

2006年12月28日 | マンガ・アニメ
『パプリカ』(今敏監督)観てきました。

簡潔に感想を述べると、非常に上手く面白い・・・が、今敏としての新鮮な驚きというものに欠けたかな・・・というところでしょうか。
ただこれは、これまで今監督が毎回作品によって新しい手法・新しい主題を提示してきたことからくる過剰な期待なのかもしれません。しかしそれでも、今監督には常に新しい何かを期待してしまうのです。その意味では『パプリカ』は、今までに培った技術を全て使って非常に上手くつくった作品・・・という印象を受けました。
あふれ出した夢と現実の境界がなくなり、どこからが夢でどこからが現実だかわからない世界・・・というのは、『妄想代理人』で既に似たのを見てるだけに、なんとなく落ち着いて見ちゃいますねぇ。クライマックスからその収束のさせ方も、なんだか見たような・・・。


『上手くつくった作品』と言いましたがしかし、その上手さたるや尋常じゃない上手さです。
オープニングでタイトル・メインスタッフの紹介がありますが、東京GOD~のように背景に溶け込ませつつ、さらにそこでの演出が上手い。その前後のストーリーから逸脱しないまま、いとも簡単に現実を飛び越えてしまう。さも当たり前のように超現実にいったかと思えば、ふとこっちの世界に戻ってくる。こういうバランス感覚というかテンポというのは今監督特有のものですなぁ。

作画は全編にわたって文句なし。夢があふれ出すという特殊な状況も、上手く描写されていました。演出も巧みで、それぞれのシーンで笑えて、ドキドキできます。
平沢進の音楽も素晴らしい。
とにかく観て損はありませんよ~。

鉄コン筋クリート

2006年12月26日 | マンガ・アニメ
観てきました、『鉄コン筋クリート』。

いやぁ、これはすごい!
まず驚いたのが、松本大洋の世界観の再現性。
キャラも背景も、隅々まで大洋の雰囲気そのまま。

明るいけど暗い、華やかだけど寂しい、スッキリとしながら雑然とした、どこでもないけどどこかで見たような、そんな大洋作品特有の雰囲気がカラーの背景になっても損なわれることなく、よりリアルに表現されています。
そして作品全体に漂う絶望感や焦燥感や閉塞感というのも大洋作品に共通するものですが、こちらも非常に良く表現されていました。

演出で非常に目を引いたのはその空間の捉え方。
宝町はゴミゴミして迷路のようになっているのですが、見ている側がその中でも空間を見失わないほど、しっかりとした空間力で描かれています。これはチェイスシーンなどで長回しが多用されていることなどによると思うのですが、それでも速度感や迫力を損なわない演出は見事だと思います。カメラワークが日本のアニメでよく見かけるものとは多少違い、そこも非常に面白いです。これは絵を描かないCGクリエイターで初監督のマイケル・アリアスの影響でしょうか。
それによるものか、とにかくCGで完璧に空間を取りつつ手で描く、またはCGで手書きを補完する手法が徹底されており、まさに宝町にカメラを置いて撮ってきたかのような印象を受けるほどのクオリティになっていました。

キャラの演技がすごいのはスタッフの顔ぶれからわかってはいましたが、すごかったです(笑)。また、豪華キャストと言われますが、豪華さ以上にぴったりとキャラにはまってて、なんかすごかったです。俳優起用でここまでしっくりくるのは見たことない。
背景から演出・作画、そしてキャストまで見事に大洋作品にマッチしており、その意味でものすごい作品です。

難をあげるとすると、クライマックスでの精神世界の描写が少し肌に合わなかったというところでしょうか。表現力がすごいのはよくわかったけど、前半のようにキャラの行動と空気で表現していた絶望感ほどは胸に響いてきませんでした。やはり日本人は(少なくとも私は)心理面を視覚的に変換した抽象表現よりは感情移入して『感じる』ほうが好みなのです。少なくともクライマックスのほぼ全てを抽象表現で占められてしまうと、いささかの盛り下がりを感じざるを得ません(エヴァにも言える)。

それでも一見どころか二見・三見の価値があるのは間違いありません。
私ももう一度観てこようと思います。

私と小鳥と鈴と

2006年12月17日 | マンガ・アニメ
今みんなのうたで気になる歌があります。
『私と小鳥と鈴と』
ご存知金子みすゞの詩に曲をつけたものです。
『みんなちがって、みんないい』という詩の素晴らしさは言わずもがな。
今回はこの歌に南家こうじさんがアニメーションをつけてます。
シンプルだけどすごく雰囲気のある絵と、メリハリの利いたアニメーションとが、とても合っていて良かったです。
元々南家さんのアニメ好きなのですが、これ好きですわ~。
おかあさんといっしょなど、NHK教育では時折南家さんのアニメを目にするのですが、久々に南家さんの頭身の高い絵を見ました(笑

お尻

2006年12月14日 | 垂れ流し
いきなりお尻で失礼しました(笑)

なかなかまともな絵の在庫が少なくなってきて、少し前に描いた絵は、既にあげたのがどれなのかもあまり覚えてないという情けない状況です。
とりあえず怪しげな絵の中から、むつみさんが選んだお尻絵(笑)

酔い歌

2006年12月13日 | 垂れ流し
忘年会ではありませんが、久しぶりにお酒を呑む機会がありました。
夕方雨が降っていたので、帰りの時間にバスが終わってしまっていれば最寄り駅から自宅までは徒歩。
最寄とはいえ2km以上あるので、なかなかの距離です。
お酒が入ってるとこの距離が意外に暇だったり、それが楽しかったり。
ついつい誰もいない夜道を歌いながら帰ってしまいます。

こんな時に口を突いて出てくるのは大抵初期から中期のフォークソング。
今日は小室等・ディランⅡ・高石ともや(ナターシャ)のリピートでした。
特に「プカプカ」なんか歌ってると、何故か自然と背を丸めてがに股で、それでいてややおどけた歩き方になってしまうから不思議です(笑)