ようこそ！ フェンディ

新しい家族が増えました。と言っても残念ながら赤ちゃんが産まれたわけではありません。長女の長年の夢であった犬を飼う話が実現しました。

生後４ヶ月の男の子で、名前は『フェンディ』。種類はラブラドール・リトリバー。盲導犬や介助犬として活躍している大型犬です。自閉症の次女が通う特殊学級の先輩の親御さんよりブリーダーさんを紹介して頂きました。ご家族にも現在障碍を抱えている方がみえるので、同じ目線でお話し出来るのが嬉しいです。

家内は当初、「障碍児を抱えていて、犬の面倒までは見れない」と反対していましたが、その反面、動物と共に育む可能性にも肯定的でしたので、内心悶々としていたのかも知れません。

ラブラドール・リトリバーは元来おとなしくて頭も良く、待つことを得意する特徴があるそうですが、その中でもさらに「フェンディ」はその資質が高いそうです。すでに、ある程度しつけられており、世話などの手間があまり掛らなそうです。何度か見せて頂き、「これなら飼える」と言うことで迎えることになりました。

娘の障碍の為にためらっていた犬が、その障碍によるネットワークを通じて巡り合ったのですから不思議と言うか、運命的なものを感じます。きっとこれから沢山の思い出と共に、みんなそれぞれ成長してくれると思います。

取り敢えず、昼は外、夜は玄関の中で飼うことになりました（これもブリーダーさんに実際見てもらい、ここに何を置いてと具体的に指示してもらいました。本当に助かります）。屋内用のハウスは、以前ウサギが使っていたものが代用できるようです。わずか一週間でこの世を去り、捨てるに捨てれないケージだったのですが、有効に使えるようです。これもちょっと嬉しかったです。

ようこそ　フェンディ！　どうぞよろしく！