今日は村祭りがありました

我が家から５０ｍ程の距離にちょっと立派な神社があります。玄関を開けると鳥居や境内、それに大きな大きな楠が見えます。大晦日の夜は紅白歌合戦が終わると、家の前を多くの人がぞろぞろと初詣に向かいます。また我が家の娘たちも境内で遊ばせてもらったりと、ちょっと昔の日本の風情が我が家の近所にはあります。

その神社で、昨日の試楽祭に引き続き、今日は本祭が行われました。どんなお祭りかと言えば、この地域の七つの地区から屋形（リヤカーに載る程度のもの）が、この神社に集まります。そこで奉納の舞や、屋形のお披露目を行います。その後が変わっています。七つの屋形は、１ｋｍ以上離れたお寺へ向かいます。これもまた立派なお寺なのですが、そこでも舞が行われます。『お祭り』と言うのは普通、神道系の行事で、お寺で行うというのは全国でも希れだそうです。由縁は、そのお寺は昔、神社の正面にあったからだそうです。ということは、我が家の向え隣ということになります。ありがたい土地柄なんですね。ご利益があればいいのですが…。

お寺に着く頃には夕闇も迫って来るので、各屋形は提灯に灯を入れます。といっても勿論電気です。ライトアップされた屋形はそれなりに幻想的です。また、お寺の門の入り口の高さが低いので、各屋形には、その門をくぐる為だけに高さを低くする機能が付いています。

そのお祭りで横笛や太鼓を叩く為に、子供会では数ヶ月前より練習を行います。長女も頑張ってその練習に参加していたそうです。自閉症の次女も時折参加はしたようですが、子供たちの笛・太鼓は、聴覚過敏の彼女には耐え難かったようです。すぐに退散していたようです。

でも次女はお祭りを楽しみにしています。それは露店が出て、『かき氷』が食べられるからです。年々店の数が減りつつあります。今年は、かき氷とねり飴だけになってしまいましたが、長蛇の列が出来ていました。全体的に今年は人の集まりが多かったように思えました。

来年は次女も法被を着て参加できるでしょうか？太鼓くらい叩ければいいなぁと思います。

次女は今年も、イチゴのシロップがたっぷりかかった『かき氷』を食べました。