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私の愛犬の名前は「ルーク(Luke)」といいます。
雑種犬で、現在4歳前後と思われます。「思われる」というのは、一昨年の暮れに、ある動物保護団体から成犬になってからの状態で譲り受けたため、正確な年齢が分からないからです。
その動物保護団体が保護する前は、某所の動物保護センターのような所で保護されていたようで、そのまま「保護センター」にいたら、最終的には「処分」されてしまう運命だったのでしょうが、幸い非営利の民間動物保護団体に保護されて、その団体が飼い主を募集しているところを知って、譲り受けることになった次第です。
動物保護団体で暮らしているときは「チャーミー」と名付けられていました。譲り受けた後、自由に名前をつけてもかまわないとのことだったので、新たな名前を考えた結果、「ルーク(Luke)」と名付けました。
ルークは幼犬の頃、当時の飼い主に虐待を受けていた形跡があり、後ろ足の成長が遅れていたり、(一緒に過ごし始めた頃は)私が座っている足を組み替えたりするとビクビクしたり(これは人の足で蹴られた経験があるように見えました)、怯えたような表情を見せることが多々ありました。
そして、極めつけの虐待が「声帯を切られた」ことです。恐らく当時の飼い主が、吠えることを抑えるために施したものだと思います。
声を失った仔に、感性が豊かで、声は無くてもいろんな術で感情を表せるようになって欲しいと願い、好きなミュージシャンの名前をつけました。
それが「ルーク(Luke)」です。"Luke"はギタリストの"Steve Lukather"の愛称。このブログでも彼の名前を出した稿を数回書きましたが、私が大好きなギタリストです。
穏やかな楽曲でも激しい楽曲でも、華やかにも優しくにも、魔法のようにギターを操る彼にあやかって、この仔にも豊かな感性を持って欲しいと願いました。
そんな願いが叶っている(?)のか、ルークは控えめながらも、今では私に心を開いてきました。
帰宅するとグルグルと私の周りを走り周り、甘噛みして「早く、早く」と部屋に導きます。
逆に出かけるときは、鼻先で私を小突きながら「ハウッ、ハウッ」と声にならない声を出し、「行くな、行くな」と訴えているようです。
"Luke"と「ルーク」、両方とも私を癒してくれる大好きで、大事な存在になっています。
今回の画像は、上段がギタリスト"Luke"、下段が愛犬「ルーク」です。上段の画像にギターが写っていますが、そのヘッド(一番右側の部分)には"LUKE"と記されています
※"Luke"の画像は、"Steve Lukather"のオフィシャルサイトからプレス向けのものを拝借しました。
ルークの名前の由来を初めて知りました。その思いは充分にルークに通じています。ルークの目がそれを物語っていますよ。本当に優しい目をしている。
私のラッキーも似たような境遇と思われるだけに、ルークのママに慕っている様子に、いつも感動しています。
その境遇を知る人は「ラッキーは名前の通り、ラッキーだね」と言ってくれますが、私はこの子と巡り合え、私こそラッキー!と心底から思っています。そういう意味で、ラッキーの前の飼い主に(捨ててくれて有難う)と思っています。
ラッキーとパパ・ママとの出会いのお話しは伺っておりました。
Dog Runではしゃぐ元気なラッキーを拝見すると、今のその幸せな姿に私たちも癒されます。
動物への虐待行為をする人というのは、ココロが貧しいのでしょう。
私はルークに癒され、出会えたことに感謝する気持ちを持っていたいと思っています