今朝の6時半頃、突然の電話に驚きました。
何か良くないことがあったのかと恐る恐る出ると、近所の方からの電話でした。
我が家の門扉に犬が昨日から繋がれっぱなしだから、家の中に入れてあげてという電話でした。
急いで玄関に出てみると、本当に犬が門扉に繋がれていました。
小さなチワワちゃんです。
チラシの裏に書かれた手紙がついていて、5年前に我が家から嫁いだと、いつでも帰ってきていいよと言われたのでよろしくお願いしますと書いてありました。
我が家はプードルとダックス、昔にヨーキーとポメ、柴犬のミックスしか飼ったことがありません。
チワワという犬種には全くの素人で、我が家にいたこともありません。
そう言えば昨日午後3時過ぎにみんなを運動場に出した時は何も玄関にいなかったけど、6時過ぎに出した時に、ワンワンと玄関から吠えていました。
でもお散歩中のワンちゃんがよく我が家の子たちに吠えるのはしょっちゅうあることなので、まさか繋がれているとは思いもしませんでした。
誰かが3時間の間に繋いでいったのです。
我が家が多頭飼いだから大丈夫だと思ったのでしょうか。
それを知っているということは、近くの方なのでしょうか。
まだ暑い最中の時間帯、お水も餌も置かず、西日のよく当たる我が家の玄関に繋ぐなんて、なんて酷い人なのでしょう。
保護するにも我が家にはリリーがいます。
免疫抑制剤を飲んでいるので、免疫が全くなく、ワクチンさえ打てない子です。
もしその子が何か病気を持っていてリリーに感染したらと思うと、怖くて家の中に入れてあげられません。
取り敢えず運動場の中に繋ぎ、警察に来てもらいました。
警察で今日は預かっていただき、明日愛護センターに行くことになるそうです。
とても人懐っこい子で、尻尾フリフリで、警察官の人にも自ら抱っこを求めていました。
こんなに人を信頼して、お利口な子なのに、嘘をついてまで捨てるなんて酷すぎます。
犬は15年ほど生きます。
事情でどうしても飼えなくなる時もあるかとは思いますが、その場合には自分で里親募集をして、信頼できる人にお譲りするのが犬を飼った責任じゃないでしょうか。
あまりにも無責任すぎます。
取り敢えずもし気が変わってお迎えに来られても良いように、門扉に張り紙をしました。
愛護センターでは定期的に譲渡会をしておられます。
これだけ小さなサイズで、人懐っこい子ならきっと里親さんは見つかるでしょう。
でもそう思ってもやはり助けてあげられない自分に落ち込んでいます。
何もできなかった自分が情けないです。
この写真のチワワちゃんをもしご存じの方がおられましたら、ぜひ和邇駐在所か愛護センターまでご一報ください。
また愛護センターで譲渡会があった際には、とても良い子ですのでチワワちゃんをお探しの方はご検討ください。
早く飼い主様が現れることを祈ってやみません。