先週末の金曜日、北海道へ出張!
空の旅のお伴に選んだのはやはり犬ご飯のための本
本村伸子さんが書いたものはさすがワン用ですので、とっても参考になりますね。
心臓疾患のところを集中して読み返しです。
今日のご飯はラム&ハツのご飯
カルシウムのボトルをひっくり返してドライ納豆を入れるのを忘れてしまった。
必ず骨を与えますが、ラム軟骨を圧力釜で煮てホロホロ状態にしたものをあげています。
骨回りのお肉はルブリにトッピング!
本を読み返してみて、通常ストックご飯作りの際には使っていた納豆やごま、アーモンドスライスなどを日々使うことにして、
ノエルは利尿剤を朝晩と2回飲んでいますが、薬に頼るだけでなく食材でも体の水を引いてあげたい。
カリウムの多い食材を使うと良いというのは知っていたのですが、カリウムが高くなると心臓に負担がかかるので
ちょっと使うのはためらいがありましたが、栄養学の本だったかな?読んでみてカリウムを使うと利尿が図れる
メカニズムを理解しました。ナトリウムとカリウムが結合して体よりナトリウムを排泄していたのですね。
納得です。!
今は好んでバナナを食べさせています。
ケルプ(昆布)はナトリウムが多いので毎日使うのに少しとまどいがあったのですが、心臓をサポートするには必須な
ミネラル!カリウムを使うことで不安は解消です。
アメリカで出されている心不全の治療に関するガイドラインも読みました。パパがママのために訳してくれました。
これによるとACE阻害薬利尿剤を一緒に内服している場合には高カリウム血症にはなりにくいとのこと。
ガイドラインを読んでみて心臓疾患で痩せはやはり問題と認識、クィンシーが最近通常通りに食べさせていたのですが
夏場なのに痩せてきていたので、ちょっと心配になり、木曜日精密検査を受けました。
体重も丁度良いくらいの体重を基準として7.5%まで、これ以上はるいそう(病的な痩せ)とガイドラインに
記載されていたので心臓の負担を軽減させるためのダイエットはここまでが基準かなと認識。
少し体重を増やすのにご飯の量を増やしてみました。
レントゲンでははっきりしませんが少し左心房が丸く写っているとのこと、エコー検査でやはり左心房が大きくなって
いました。ということで今後どうするかと検討した結果、朝だけ飲んでいるACE阻害薬を夜も1/2与えることになりま
した。
血液検査で若干尿素窒素(これは高タンパク食だと少し高めにでるとのこと)が高いくらいで他は正常値でした。
正常値上限28のところ34でした。
心臓以外の内臓も異常なしでした。
ノエルは慢性心不全の治療薬ベトメディンというお薬が効いてきたためか 咳が出なくなり、活動も活発になって
きました。ベトメディンは日本では2009年に発売、犬用に開発された薬です。これを飲むのはキチンと毎日お薬が
飲めることが必要とのこと。チュアブル錠になっています。
食欲旺盛なノエル!お顔にママがこぼしてしまったカルシウムの粉がついてるし…
おまけ~
クィンシーのお誕生日のお祝いにポーチとおもちゃなどをkyon母さまがプレゼントしてくださいました。
早速ポーチはお薬入れに使わせていただきました。
ありがとうございます。
小型犬に多い心臓の病気!負けませんよ!
しばらくすると日々のご飯のつくり方に流されてしまって…
たまに読み返してみると勉強になります。日々勉強かな?悩みながらご飯作ったりしています。
ご飯の記事はやはり私自身も悩みながら本読んだりしているの皆で共有してワンたちに良いご飯作りたいですね。
まみこさんの記事も勉強になりますよ。
お互いがんばろう!
careが必要なワンのご飯はやはり手作りだとコントロールしやすいですね。
ノエルママに贈って頂いた本村さんの本はわたしのバイブル。
「野菜の便利帳」「水滸伝」「ペット管理栄養士テキスト」とともに携帯しています。
「あれ?どうだったっけ?」って時にすぐ確認できるように。(スマホ、活用できていない(笑))
昔、栄養学を学んでいる時(はるか昔)、ナトリウムとカリウムはくっついて排泄と勉強して...
マクドナルドのポテトはしょっぱいけれど排泄されているからいいんだ!と妙な覚え方しました(笑)
食べていても痩せるのは危険!と前から知っていたら...と思います。
ジュジュが削痩した時、気づいてあげられたかなと。
勉強がんばろうっと!
ジュジュ、生食に戻します。
またいろいろ教えてくださーい。よろしくお願いします♪
べトメディン、効いてくれてよかったと思っていますので我が家からすれば神様に見える薬です。
文献からするとこの服用で300日ほど、ACEだけだと60日くらいと言うデータが示されていましたのでやはり元気に暮らせる期間は長くなると思います。
なっちゃんも元気そうでよかったです。
反対にどんどん排泄されちゃうので低カリウムになる心配もでますね。
うっ血性心不全に使用されるカリウム保持性利尿薬だと蓄積されて高カリウムになる危険もありますね。
ピモベンダン服用になるとショックな飼い主さんもいるみたいですね。
でも継続服用年数も長くそれなりに元気に暮らす子も多いそうです。
ACEは心臓にまったり働いてね、そんなに頑張らなくていいからね。
ピモベンダンは(ベトメディン)は頑張って働いてねという強心薬だそうですね。
すみません。パパからチェックが…
ACE阻害剤と利尿剤を併用している場合には高カリウム血症にはなりにくいでした。
情報が付属しておりました。
ブログに記事にも追記しました。
今、ノエルが飲んでいるべトメディン、ACE阻害剤のみの内服よりはるかに延命効果は絶大ということですが、最近の論文からだと弁が肥厚するのでファーストチョイスの薬ではないと動物病院の先生からお話をいただきました。
なのでクィンシーはACE阻害剤を増やしたわけです。
薬の調整もなかなか奥が深いと思っています。
私が読んだのもきっと同じかもですが、診断と治療について書かれているものでした。
犬ごはんはいつも奥が深いな…と思いながら作っています。
サプリは使い方がいろいろあるのでしょうが、自然に食事からだけならあまり問題はないようにおもいます。
ここのはひとくくりが大きいですね。
ACE阻害薬の副作用の中には高カリウム血症もありますね。
なのでカリウムを多く含む食品やサプリは慎重にした方が良いらしいです。
これは人のケース?まぁ、犬が高カリウム食品を大量に食す事も無いですしね。動物薬としてはほとんど副作用は無いとか?
でも、薬の情報で読むと怖い事羅列でちょっと引いちゃいますけどね。