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ついていない日?

2019-10-21 14:31:39 | 自由人 元気に気まま生活を送る

昨日は、来月フルマラソンを走る予定の彼女と一緒に30キロ走に出かけた。

レース前だがまだ一度も30キロを走ったことがないというので、一緒に走ることにしたのだ。

 

待ち合わせ場所まで来るのを待つ時間に、私も少しウォーミングアップのつもりで少し走り

二人が大体同じぐらいの距離を走ってから、30キロ走のトレーニング開始。

 

途中に信号がない、割と平坦なコースを選び、

距離を踏んでフルマラソンを最後まで走りきる自信が持てるようにしようと考えた。

 

気温も湿度もまずまず、私達は海岸沿いの堤防をおしゃべりしながら走って行った。

 

そして折り返し前の目的地に着いたので休憩、飲み物を飲んで一息ついた。

 

「さあ、これから折り返しだね。頑張ろう!」と言って再スタートしたのだが

思わぬところでハプニングが起きてしまった。

 

国道沿いの割と狭い歩道を並走していたのが間違いだったと後で気づいたが・・・。

 

彼女は国道沿い、私は歩道の草むら側を走っていた時のことだった。

 

私が走っている側に、草の茎が倒れたようになっているのが見えた。

気をつけないといけないな・・・と言う意識はあったのだが、

茎をまたぎ越して進もうとしたのに、何と私はその茎に引っかかってしまったらしい。

 

アッという間に転んでしまった。

タイツは破れ、両ひざを負傷したようだった。

左手のひらも手首に近いところの皮がむけている。

そこからは血がにじみ出していた。

両ひざもどうやら血がにじんできていると気づくのに時間はかからなかった。

 

「キャ~~、大丈夫?」と彼女は大いに驚いたようだ。

私は立ち上がり、

「大丈夫。タイツは破れたけど、新しいのに買い換えないといけないと思っていたところだったから

 いい機会になったわよ。」

と言って少し歩いた後にまた走り出した。

 

ここで私が「もうダメだ。」とは言えなかった。

私が転んだせいで彼女のやる気を奪うことはできない、そんな思いが強かった。

 

右足に違和感を感じながらも走り通し、26キロ走って彼女と別れた後も走り続け、

とうとう私は29キロでストップした。

彼女は家まで走って帰り30キロ走ることが出来たと連絡が来た。

 

「ああ、良かったわ。」と安心して、自分の傷がどうなっているのか確かめることにした。

 

ああ、何ということか!!

タイツだけじゃなく、買って間もないアームカバーまで破れているではないか。

そして、ひりひりすると思っていたら、左ひじのところが一番傷になっていた。

次は右膝だったが、冷静に傷を確認してから、シャワーできれいに洗って消毒した。

 

ああ、なんてことだ。

私もレース前なのに、明日からしばらくは走ることもできないかもしれないな。

迂闊だった、気づいていたのに、その気付いたときによけて通るように並走をやめたら良かったのだわ。

後悔するも、時すでに遅し。

 

消毒した後の私は、すっかり気持ちも疲れてうたた寝するしかなかった。

お風呂に入る元気もない。

仕方なく昨夜は早く寝ることにした。

 

それにしても右足股関節当たりの違和感がかなり強い。

どうにかなっているのだろうか?

きっと固いアスファルトで転んでその衝撃を受けて打ち身が強いんだろう。

ひとまずゆっくり寝てみよう。

 

ところが、ショックからかよく眠れない。

何だか変な夢も見る。

洗濯ものをしたい人がたくさん待っているコンランドリーみたいなところで

私は「すみません、もうちょっとなんでごめんなさい。」と言いながら

自分の汚れ物を洗濯している夢を見た。

血が付いたタイツやアームカバーを洗濯したからだったのだろう。

 

ああ、とんだ30キロ走になってしまったな。

 

でも、不思議なことに今朝起きた時に、右足股関節当たりに感じていた違和感がかなり薄れていた。

 

ホッとした。

 

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