久々の食玩です
今回の紹介はWWIIウォーバードコレクション
第2次世界大戦時のプロペラ機です
まずは日本海軍の艦上爆撃機彗星です
この爆撃機は水冷エンジンと空冷エンジンが存在していたと言うのを今回初めて知りました
写真は11型と呼ばれるもので水冷エンジンを搭載しスリムなボディーラインになっていますが、メンテナンスの難しさ構造の複雑さから空冷エンジンを搭載した33型が登場しています
カタログデータ的には、
水冷エンジン⇒アツタ21型 V型12気筒 1200馬力 最高速546km/h
空冷エンジン⇒三菱 金星62型 星型14気筒 1560馬力 最高速574km/h
と空冷エンジンの方が勝っていますがパイロットは空冷の方が遅く感じたそうです
続いてドイツ空軍ハインケルHe100です
実戦に参加することの無かった「幻の戦闘機」らしいですね
競争試作にHe112で参加していたが結果的にメッサーシュミットBf109に破れ不採用に・・・
しかし、戦闘機はスピードが命と言うことで水冷のラジエータを機体表面に分散し空気抵抗を大幅に減らし最高速の世界記録(746.6km/h)を樹立しました。
ハインケル社は正式採用を待たず12機を生産してしまうが不採用に・・・
ところで、なぜ採用されなかったのでしょうか?
ハインケル社と政府の関係が良くなかったと伝えられていますが、聞き逃せないのがパイロット達の声です。
まず、操縦の難しさと冷却システムの問題も重要だったようですね。
しかし、ドイツは最新鋭機「He113」として大々的に発表したのです
実際の戦闘には参加していませんがプロパガンダ用に撮られた写真は巧妙に演出された見事なものだったらしいです
また、多くの連合軍パイロットがHe113と交戦したと報告したようです
最後はイタリア空軍フォルゴーレマッキC.202です
C.202は第2次世界大戦時のイタリアを代表する戦闘機ですが、その血統は由緒正しきスピードレーサーの直系なのです
1913年から31年まで開催されたシュナイダートロフィーが後の飛行機の進化に大きな影響を与えたイベントでした。
そのイベントに5機種を送り込んだのがマッキ社のチーフデザイナーだったのがマリオ・カストルディでした。
それとC.202の最大の特徴は主翼の長さ・・・
プロペラのトルクを補正するため左翼が20cmほど長いそうです
ところで、今回紹介した3機ですが共通点があります
それは、、、
全て水冷エンジンを搭載している・・・点です。
実を言うと当初は全てドイツ・ダイムラーベンツ社製を搭載していました。
彗星⇒DB601A(国産化したライセンス生産)
C.202⇒DB601A-1(後にはアルファロメオやフィアットになる)
He100⇒DB601N
と言う具合に・・・
しかし、その当時の日本もイタリアも工業力がドイツほど高くなく本来の高性能を出来なかったようです。。。
でも、このようなところにも日独伊三国同盟が見え隠れしてますね
今回の紹介はWWIIウォーバードコレクション
第2次世界大戦時のプロペラ機です
まずは日本海軍の艦上爆撃機彗星です
この爆撃機は水冷エンジンと空冷エンジンが存在していたと言うのを今回初めて知りました
写真は11型と呼ばれるもので水冷エンジンを搭載しスリムなボディーラインになっていますが、メンテナンスの難しさ構造の複雑さから空冷エンジンを搭載した33型が登場しています
カタログデータ的には、
水冷エンジン⇒アツタ21型 V型12気筒 1200馬力 最高速546km/h
空冷エンジン⇒三菱 金星62型 星型14気筒 1560馬力 最高速574km/h
と空冷エンジンの方が勝っていますがパイロットは空冷の方が遅く感じたそうです
続いてドイツ空軍ハインケルHe100です
実戦に参加することの無かった「幻の戦闘機」らしいですね
競争試作にHe112で参加していたが結果的にメッサーシュミットBf109に破れ不採用に・・・
しかし、戦闘機はスピードが命と言うことで水冷のラジエータを機体表面に分散し空気抵抗を大幅に減らし最高速の世界記録(746.6km/h)を樹立しました。
ハインケル社は正式採用を待たず12機を生産してしまうが不採用に・・・
ところで、なぜ採用されなかったのでしょうか?
ハインケル社と政府の関係が良くなかったと伝えられていますが、聞き逃せないのがパイロット達の声です。
まず、操縦の難しさと冷却システムの問題も重要だったようですね。
しかし、ドイツは最新鋭機「He113」として大々的に発表したのです
実際の戦闘には参加していませんがプロパガンダ用に撮られた写真は巧妙に演出された見事なものだったらしいです
また、多くの連合軍パイロットがHe113と交戦したと報告したようです
最後はイタリア空軍フォルゴーレマッキC.202です
C.202は第2次世界大戦時のイタリアを代表する戦闘機ですが、その血統は由緒正しきスピードレーサーの直系なのです
1913年から31年まで開催されたシュナイダートロフィーが後の飛行機の進化に大きな影響を与えたイベントでした。
そのイベントに5機種を送り込んだのがマッキ社のチーフデザイナーだったのがマリオ・カストルディでした。
それとC.202の最大の特徴は主翼の長さ・・・
プロペラのトルクを補正するため左翼が20cmほど長いそうです
ところで、今回紹介した3機ですが共通点があります
それは、、、
全て水冷エンジンを搭載している・・・点です。
実を言うと当初は全てドイツ・ダイムラーベンツ社製を搭載していました。
彗星⇒DB601A(国産化したライセンス生産)
C.202⇒DB601A-1(後にはアルファロメオやフィアットになる)
He100⇒DB601N
と言う具合に・・・
しかし、その当時の日本もイタリアも工業力がドイツほど高くなく本来の高性能を出来なかったようです。。。
でも、このようなところにも日独伊三国同盟が見え隠れしてますね