イボの話、の続き

３話目になってしまいました。

それでは前回のあらすじをどうぞ。



いやもう、そない大した話ちゃうんやから１日で終わらせろよ！

と思いますよね。

そらそうですよ。ボクも思ってますもの。


でもね、なにぶん集中力が持たないんです。

途中で飽きてしまって、すぐに本棚からマンガをスっと抜いてしまうんです。

この部屋暑いし。



わーわー言うとるうちに皆さん、

前回のあらすじを読み終わった頃やと思うんで

そろそろ本題にいきたいと思います。








―６月２３日―


いよいよ今日は病院に行く日。

いくら病院やからといって、お尻を見られるのは抵抗がありますなぁ。

行きたくないよー

あれ？

ちょっと…若干…心持ちかイボが小さくなってるんでないかい？



うん！

なってるなってる！

見た目は分からんけど、お尻をグッとした感じで分かる！

小さくなってる（気がする）！

これはもうはっきりと小さくなってる（気がする）！

イボなんて無い（わけない）！



よしよし。

病院には行かんでよし。

もうちょっと様子をみよう。

ひょっとしたら明日なくなってるかも知れんし。


と、自分に言い聞かせて今日はゴロゴロ。痔ゴロ気分。





―６月２４日―


昨日と同じ。




―６月２５日―


昨日と同じ。




―６月２６日―


昨日と同じ。



―６月２７日―


昨日と同痔。




―７月２日―


偶然にもNHKで

「ここが聞きたい！名医にQ！あなたの疑問に答えます痔の悩み」

って番組が放送されてました。

なんちゅうグッドタイミン！！

もちろん録画しました。


そして仕事から帰ってさっそく見ましたよ。


この番組では、痔の説明に始まり

全国の痔持ちさんからのお悩みハガキを読んで、解決していく！という

視聴者に優しいシステム。


ハガキ１枚に結構な時間をかけて丁寧に、どうしたらいいのかを専門家が教えてくれるんです。


丁寧すぎてイボ痔に関しては、イボ痔とは？しか分からず、治し方は教えてくれませんでした。

タイムアップです。



１つ分かったことといえば…

生活にそんなに支障がなければ

この先も


痔と共存しろ！！


ということです。

病院に行っても簡単には手術してくれないみたいです。



イボと共に生きる。

これからの課題です。

イボと歩き

イボを探し

イボと笑い

イボに誓い

イボを感じ

イボを選び

イボに泣き

イボを背負い

イボを抱き

イボに迷い

イボを築き

イボに願い

そんな日々を描きながらー♪

あ、なんかええ歌詞できた！

タイトル「イボにともに」








つーびーこんちぬーど

次回いよいよ最終話！！