今日はたぶん九谷だと思っているのですが桃に軍配の絵柄の皿です。
半磁器のような生地で柔らかな白に黒の輪郭で青の釉薬のみですが
実にシンプルな色合いで染付とは違った趣があります。
この桃と軍配は加賀友禅の着物の柄から来ているかも知れません。
昨年の秋に骨董フェアで5枚で買ったものです。
以外に青一色の釉薬の色絵はあまり見かけないですね。
あるとすれば古九谷にあったような気がするので古九谷の意匠を
真似て作ったものかもしれませんね。
口縁の金彩も目立たないですが効いています。
フェアを見て回って使ってみたいと思わせてくれた器ですね。
時代は幕末から明治といったところでしょうか。
白地に青の釉薬で描かれた桃に軍配の図案には観る者を魅了して止まないものを感じます。大きさ、バランスといい絶妙な九谷焼とお見受けしました。
貴兄のお計らいにより、本日も結構なお品を拝見させて頂きました。更新に感謝しております。ありがとうございます。MN
異色な色絵で面白いですね。
ナイスありがとうございます。
桃に軍配も珍しい図柄ではと思います。
ナイスありがとうございます。
製作工程の一部なんでしょうか、何の痕なんでしょうね。
たしか5枚全てにあったように思います。
窯道具の円形のトチに載せた時の跡のように思われます。
ナイスありがとうございます。
ご教示いただきナイスありがとうございます。
青一色の色絵というのは珍しいですよね。
ナイス!
青一色は瑠璃でもゴスでも無い、やはり色絵と言う感じがします。
高台周囲の釉剥ぎはなんでしょうか?気に成ります。