ことじのブログ

趣味で集めている骨董・古道具の収集を綴ります。
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九谷 桃に軍配

2017年01月03日 16時29分48秒 | 九谷

今日はたぶん九谷だと思っているのですが桃に軍配の絵柄の皿です。
半磁器のような生地で柔らかな白に黒の輪郭で青の釉薬のみですが
実にシンプルな色合いで染付とは違った趣があります。
この桃と軍配は加賀友禅の着物の柄から来ているかも知れません。
昨年の秋に骨董フェアで5枚で買ったものです。
以外に青一色の釉薬の色絵はあまり見かけないですね。
あるとすれば古九谷にあったような気がするので古九谷の意匠を
真似て作ったものかもしれませんね。
口縁の金彩も目立たないですが効いています。
フェアを見て回って使ってみたいと思わせてくれた器ですね。
時代は幕末から明治といったところでしょうか。









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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ことじ様へ (不あがり)
2017-01-03 16:43:00
去年、Dr.K様の所で青一色の描かれた皿を初めて見ました。これはそれのリバイバルという感じですね。この青一色というのは惹きつけますよね。ナイスです。有難うございます。
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No title (横町利郎)
2017-01-03 17:12:00
更新お疲れ様です。
白地に青の釉薬で描かれた桃に軍配の図案には観る者を魅了して止まないものを感じます。大きさ、バランスといい絶妙な九谷焼とお見受けしました。
貴兄のお計らいにより、本日も結構なお品を拝見させて頂きました。更新に感謝しております。ありがとうございます。MN
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> 不あがりさん (ことじ)
2017-01-03 21:30:00
そうですね古九谷にある青一色ですね。
異色な色絵で面白いですね。
ナイスありがとうございます。
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> ミックさん (ことじ)
2017-01-03 21:32:00
絵柄のデザインと大きさが程良いバランスを持っています。
桃に軍配も珍しい図柄ではと思います。
ナイスありがとうございます。
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いい絵が描かれていますね。 (森川天)
2017-01-03 21:41:00
高台内の削り痕のような部分が気になるのですが、5枚全てに有るのですか?
製作工程の一部なんでしょうか、何の痕なんでしょうね。
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> 森川天さん (ことじ)
2017-01-03 21:46:00
絵付けは面白ものですね。
たしか5枚全てにあったように思います。
窯道具の円形のトチに載せた時の跡のように思われます。
ナイスありがとうございます。
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桃も軍配も「邪気を祓う」とされている文様ですね。新年に相応しい絵皿かと ^^ (越前屋平太)
2017-01-04 10:01:00
陶胎のようですから九谷か京焼系なんでしょうね。ナイス!
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> 越前屋平太さん (ことじ)
2017-01-04 21:57:00
邪気を祓う文様なんですね。そう言えば京焼の可能性もありますね。
ご教示いただきナイスありがとうございます。
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今の時期に相応しい文様ですね(^-^; (Dr.K)
2017-01-05 16:24:00
↑で「不あがり」さんが取り上げてくれましたように、拙HPの古伊万里ギャラリーの「220 伊万里古九谷様式色絵草花蝶文羽団扇形小皿」が青一色のものですね。
青一色の色絵というのは珍しいですよね。

ナイス!
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今晩は (pada)
2017-01-05 18:03:00
padaも九谷か京焼きかと思います。
青一色は瑠璃でもゴスでも無い、やはり色絵と言う感じがします。
高台周囲の釉剥ぎはなんでしょうか?気に成ります。
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