■秋田名物「ハタハタ」
■秋田名物「ハタハタのしょっつる鍋」
秋田県横手市に住んでいる兄から秋田名物「ハタハタ」が送られてきました。
この季節、メス・オスを取り混ぜて宅急便で届いていました。
季節限定のハタハタは、私にとっても古里の味で懐かしく、ハタハタは、「しょっつる鍋」に限ると思い、家内へ定番の料理をお願いしました。
ハタハタに白菜、下仁田ネギ、豆腐を入れた鍋料理で、しょっつるの味をベースにした、比較的、淡白な味で美味しくご馳走になりました。
昔は、木箱に入ったハタハタを買い、各家庭では、冬の保存食として、麹漬けをしたり、鮨漬けをしたり食べていました。
私が一番大好きなハタハタは、麹で漬けた少ししょっぱい麹漬けでした。
焼いて食べると麹の何とも言えない香ばしさが口の中に広がり美味しくご馳走になっていました。
若い頃、気仙沼に住んでいた時があり、その時に先輩から、「ハタハタは、魚じゃないよ。あれは、うろこが無いからね。」と言われたことがありました。
ハタハタは、魚には違いないですが、確かにうろこが無くツルンとしていて、気仙沼の人にとっては、そんな見方もあるのかと思ったことがありました。
「うろこが無くても、魚はさかな。」と郷土愛を丸出しに先輩に話したことがありました。
懐かしい思い出とともにご馳走になったハタハタでした。