６月の梅雨入り前 涼しい夕方
午後かいた汗が引いて 部屋へ帰る
あのころのこと あの子が言った
いつまでも絶対 一緒だからね
一生 友だちでいられる気がする
僕とだから 僕とあの子だったから
一生の想い出
近頃は 疲れて
ドロドロに眠り
自分自身に聞いた結果
あのころの想い出に 別れを告げた
あんなにも約束して
自分に忠実にあり続けた
だって 絶対だもの
だって 絶対だもの
あのころ約束 絶対だったもの
また逢えるよ…
また逢えるよ…
初夏の風はまだ涼しくて
季節のめぐりを感じてる
季節に気づいたのはいつだったろう
学校への道のりに ミニひまわりが咲いてた
長く生きるなら 多くを知りたい
世界の移り変わりを見ていたい
なにもかもが変わってく中で
僕も少しずつ大人になって
これからの夏の季節
僕等は別れて自由になっていく
年を取っただけの大人にはなりたくない
ちょっとは面白い大人になっていたい
なにもかもが変わってく中で
僕も少しずつ老けていって
これからの長い季節
僕等は離れて自分を見つめてる
それぞれの人生 誰も関係ないさ
きっと上手く行ってるって 信じられる
きっと上手く行くって 信じられる
６月最初の週末 台風が去ってって
キミの家へ向かって 丘の上を目指して
なんにもない日々 ただふたりで歩く
無為に過ごすには キミは魅力的だ
そっと繋いだ手に 耳まで赤くなりそうだ
じっと見つめた顔 目を合わせては見つめて
美しい日々
キミはかなり僕を魅了して
もう僕はすべてにおいて正気じゃないのさ
美しい日々
キミはかなり僕を夢中にして
もう僕はすべてにおいて投げ出すには早いだけ
長生きしたいなんて ぽつんと言った
「そんなあなたの隣にいつまでいられるかな」
全開の空 僕のこころ
全開の空 見上げて…
