やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

鼓動

2024-02-29 16:02:17 | ポエム
春が密やかに忍び寄る
冬がしめやかに去って行く

朝起きて 生きてる感じが
春から夏への予感 なにかが待ってる

進んで行く勇気が希望
切り拓いていく感じが自由

今日から先を生きていくには
自分に正直なことが大事だって
誰よりもわかってる
ためらわない 迷わない 自分を信じて
生きていることがすべてなら
鼓動

愛なんてくだらないって
こころから言えるよ
子どものころ愛されてたこと
なにもかも振り払って
人の好意を踏み台にする気はないけど
愛がこの世界のすべてなら
僕は愛を蹴って逃げるよ

今日から先を生きていくには
自分をわかることが大事だって
いつだって知っている
あきらめない 悩まない 自分を信じて
生きていることが夢なら
鼓動


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青い風

2024-02-29 05:59:39 | ポエム
キラキラ キラキラ
春の光

ゆらゆら ゆらゆら
春の影

あなたは今日 遠くへ行くけど
わたしは家で あなたを見送らない

あなたのことだから 
この冬最後の北風を
いまごろ肩で切って歩いてる
さよならは言わない
青い風

こころの旅は 夢より遠く
最後の場所まで果てしなく
終わりのないまま 進んで行く
あなたを覚えてるのは きっとわたしだけ

あなたのことだから
この冬最後の北風を
いまごろ肩で切って歩いてる
想い出にしないで
青い風


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星の祈り

2024-02-26 06:00:31 | ポエム
夜明け前の午前5時
ひとりベッドを抜け出して

誰もいない部屋
窓を開け
夜空を見上げる

星の光が降りてくる
希望が届くように
朝が来るまで呟いてる
今夜の星の祈り

星の光が降りてくる
輝きが届くように
朝が来るまで囁いてる
今夜の星の祈り

薄い雲間から光ってる
またたく星の夜
人々が眠る星の灯り
ひとりきり眺めてる
夜の中 海に沈んだような
町が眠る中


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花になる

2024-02-25 08:10:14 | ポエム
また桜の季節が来るね
日に日に草木が生い茂って

だんだんと鬱々とした季節に
キミは瑞々しく肌が輝いて

美しく色づいて
キミは 花になる

友だちと連れ立って歩くキミに
遠くから手を振った
中に入っていけない僕に
キミは仲間から抜け出して
僕に走り寄った

鮮やかに色づいて
キミは 花になる

想い出はセピア色
未来に色をつけてほしい…


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パラドックス

2024-02-23 08:51:43 | ポエム
今年も冬が終わろうとしてるね
なのに さみしさを感じてる

これからの季節にオシャレして
街へ出かけるのが憂鬱

春めいた季節まで 泣いている
それは 叶わないノスタルジア

不思議ね 年を重ねるごとに強くなれる
そう信じていたけど
不思議ね 出会えたころが懐かしい
なにも持たなかったころ
未来しか残されていない パラドックス

あのころは 明日さえわからずに
毎日が若すぎた

不思議ね 自由だったころが懐かしい
なにも求めなかったころ
想い出が押し寄せてくる パラドックス


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする