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やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

ふたりでいるときくらい幸せでいたい

2025-08-29 17:28:05 | ポエム
あれは去年の夏の出会い
また逢えると期待していたよ

キミは僕を覚えてて
恋がはじまった

はじめて名前を教えられて
可愛い名前だと胸につぶやいた

僕はキミがただ可愛くて
ふっと抱きしめた

キミの名前を呼ぶたびに
欲張りな自分になって行く
キミの名前が膨らんで
キミのことを僕ばかり考えて
いまは恋愛関係

ふたりでいるときくらい幸せでいたい

キミの話を聞くたびに
僕は賢くなってきた
キミとの暮らしを夢見て
僕はこれから野心を持つ

きみのすきな音楽
聴いてたらキミからのコール
スピーカーの音をミュート
メロディーのような
キミの声

キミの名前を呼ぶたびに
欲張りな自分に変わっていく
キミの名前が膨らんで
キミのことを僕ばかり空想して
いまは恋愛関係

ふたりでいるときくらい幸せでいたい


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僕の罪

2025-08-26 18:22:28 | ポエム
偽りはオトコの癖
自由を愛するのはオンナの性(さが)

愛されること
オトコの夢
やさしさを求めるオンナと
嚙み合わない

なかなか素直になり切れない
内気な僕を
彼女は太陽のようだって言う

このごろ僕は考えてばかり
キミのこと四六時中
キミが思うよりきっと

出会えたころが
懐かしくて
はじめて口をきいたときを
覚えている

若くない
いまはもう
想い出の夢の中にキミを
眠らせない

離さない
抱きしめたい
まだ素直になるのに
きっと
遅くない

キミを愛することが
僕の罪


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恋の化身のように

2025-08-24 19:54:20 | ポエム
蒸し暑い夏の夜には
胸をかきむしるほど

あのころ失くした恋に痛みが
こころのすき間にふっと

汗ばんだシャツのまま
ベッドで寝がえりをうって

思い出して振り返る僕が悪いの

待ち続けて
恋人が戻るのを待ち続けて
思い続けて
恋人を忘れられずに
なぜ別れたのか
思い出せずにいるの

恋の化身のように

いまにも
ドアを開けて
あなたが
あのころのこと
忘れられないと言ったら
僕は
もう一度やり直そうって
言うのに

待ち続けて
恋人が戻るのを待ち続けて
思い続けて
あのころを忘れられずに
なぜ戻ってこないのか
信じ続けたまま

恋の化身のように

なぜ
あのとき
僕等
別れたの

なぜ
あのとき
僕等
離れたの…


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恋人未満

2025-08-21 14:13:23 | ポエム
今年も夏が終わって行くの
あなたの気持ちの兆しのように

いい想い出なんかにしないでほしい
あなたのこと想い出に眠らせない

ホントのあなたを見通していた
照れた横顔の裏の内気さ

自分の気持ちを偽ったまま
あなた
恋を眠らすの

偶然逢えたら
はじまるとしたら
このまま秋へと
こころが泣き出しそう
迷わせたくてルージュを変えた
淡い期待のまま
あなたは
恋人未満

何度目の恋だか
あなた
あやしい
平行線の恋のまま
わたしが振ってあげる

偶然逢えたら
はじまるとしたら
そのまま恋へと
こころが走り出しそう
悩ませたくて
駆け引きをやめた
淡い気持ちのまま
あなた
恋人未満


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町の景色

2025-08-12 22:42:21 | ポエム
雨の夏の日は
独り身を癒して

絶え間ない時の流れ
感じている

変わっていった人はもう
この町から出て行った

残された僕はいま
なにを信じて生きていくのだろう

1億の人々が住む
この国に生まれて
車窓から眺める町の景色
少しずつ変わっていく
思いのまま生きられたなら
闇の向こうの光に届くなら

僕の夏の日は
悲しみを癒すのに

絶え間ない人の流れ
歩いて行く

変わっていく人は皆
この町を忘れて行った

残された僕はまた
なにを信じて生きていくのだろう

永遠なんて言葉に
今日も救われて
車窓に映った自分の顔に
少しずつ変わっていく
こころのまま生きられたなら
闇の向こうの光に向かって

すきなものはすきだからって
人を傷つけてまで奪えない
見送った過去の恋も
なにもかもが町から過ぎ去って

1億の人々が住む
この国に生まれて
車窓に映った自分の顔に
少しずつ変わっていく
あるがままに生きられたなら
本当の自分と裸で向き合って


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