はじまりは恋だった 若すぎる恋だった
あのころのキミは くったくなくて可愛かった
一緒に暮らし出したら キミはなぜかひとりきり
部屋で泣くようになり 背中を向けた僕だった
キミの涙はキライ 見てるとこころが萎えて
キミにやさしさの一つも見つけられなかった
あのころとも違う いまのキミは 僕に寄り添うのにも疲れて
自分のためのおしゃれだから すきにすればいいと
隣を歩いていて僕が恥ずかしいほど いまのキミは素敵
不釣り合いだとわかってる キミがひとり歩きし始めて
長いつき合いの中 僕を諦め切ってしまったんだね
わかっているよ
僕のこころはまだキミを愛してるのに
いつの間にか亀裂が入った関係
打ち解けないキミ 良識ばかりの石頭の僕
自分のためのおしゃれだから すきにすればいいと
自分の人生を見つめてるんだね おしゃれはただの気分転換だと
キミのこと少しは わかっているよ
いつもありがとう あのころのキミの笑顔はもう戻らないけど