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NHKスペシャル「沖縄平和の代償」 偏向報道の記録 1

2010年12月07日 | 過去記事倉庫
12/5(日)のNHKスペシャル<シリーズ日米安保50年 第2回 「沖縄“平和”の代償」>は
事実を歪曲し、国民世論をミスリードする恐れのある、著しい偏向番組でした。

番組では、沖縄の普天間基地を辺野古に移設すれば
沖縄県民の反米感情が高まり、日米同盟は破綻する。
日米同盟を堅持したければ、なおのこと基地は県外へ、と結論づけています。

真実はまったく逆で、
沖縄の米軍基地を県外に移設すれば、
日米同盟は本当に破綻してしまう恐れがあります。

どのような内容であったか、
映像キャプチャと、忠実な文字起こしによって
番組を再現します。

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沖縄──。
事故現場に到着したのは、アメリカ軍の消防車です。
「けが人は?」「わからない」「まだ中にいます」
事故を起こしたのは、在日アメリカ軍の兵士でした。
沖縄では、こうしたアメリカ兵による事件や事故が、今も日常的に起きています。



住民たちを苦しめてきた基地の存在。
基地の負担を減らすという政府の約束は、実現されていません。



こうした中、行われた沖縄県知事選挙は、異例の事態となりました。
初めて共に基地の県外移設を訴える2人の一騎打ちとなったのです。



仲井真沖縄県知事
「基地は日米合意を見直しをしてもらって、県外へ」


沖縄から上がる、基地集中への反発は、
これまで基地を容認し、土地を提供してきた人々にも広がっています。





軍用地主
「わかってもらいたいんだよ。ぜひとも。
負担でね、不満があるんだいうことをわかってもらいたい」




こうした最中、緊迫する東アジア情勢。
日米両政府は同盟の重要性が増していると強調しています。


菅首相「米軍のプレゼンスというものがより重要である」


オバマ米大統領「アメリカの日本防衛の決意は揺るぎない」



沖縄と日米両政府の隔たりは、なぜかつてなく広がっているのか。
日本にあるアメリカ軍基地の74%が集中し、日米安保体制の要とされてきた沖縄。
その実像に迫ります。