夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

美しいのはいいことだ

2015-07-30 23:40:09 | ずんのひとりごと

ご近所のご隠居さんが大切に育てているサボテンが咲きました。
1日だけ咲いて終ってしまう、潔さがまぶしいです。

「ふぅ~。。。おあつうゴザイマス。みなさま、お元気ですか?」
あまりの暑さに、ブログも放置していました。(実は、サボテンは月初めに撮影したものでした)
皆様、体調管理は万全ですか?
毎年、猛暑になると思うことですが、このクソ暑い東京で動物を飼うのは生命に対する冒涜ではないかと、にらに対しても、申し訳ない気持でいっぱいになります。
だからと言って、何もしませんが。

「申し訳ないなら、お中元でもよこしなさい、肉でいいから」
だから、特別なことは何もしないってば。

「けち」
けちで結構。
お散歩時間も短くしてることだし、お肉なんか増やせませんよ。
日が落ちても気温の下がらない東京では、ちょっと歩くだけでも厳しいです。
シニア犬ですから無理は禁物です。

「飼い主がシニアなのです」
はい、飼い主がバテるのです。
無理は禁物です。
とはいえ、実は。。。
身も心もハイシニアな私ですが、いまだ夏バテというものを経験しておりません。
暑いからと言って、食欲がなくなったためしがないからでしょうけれど、丈夫な体に産んでくれた亡き母に感謝しなくてはいけませんね。
ありがたいことです。
美人に産んでもらったほうが、もっと嬉しかったけどね。

「それは無理な相談よ~」
ま、この程度で済んでよかったと思うべきかもね。
今日も今日とて、にらさんを乗っけてミニバイクで疾走しておりましたが、その途中、黒いGTRが車線をふさいで車庫入れしているところに出くわしました。
停車して待ったけど、車に似合わず、慎重な動き。。。
GTRとかに乗る人って、しゃっきり運転する感じじゃない?
どんな人が運転しているのか、見るともなく見てみれば、にら方面には珍しい、清楚な美人さんでした。
黒いGTRは、違うだろう~って言いたくなるくらい清らかな感じ。(黒いGTRオーナーさん、ごめんなさい)
東急田園都市線に多く生息してそうな、年の頃は30歳前後かしら。(アラサーとかいう)
整った外見に思わず見惚れてしまいました。

「口をあけて、ぽかーんと」
ほんと、幽霊かと思うくらい、きれいな女性。

「それってほめてない」
いえいえ、ほめてるんだって! 最上級よ。
無事に駐車できそうな体制になったところで目が合って、『お待たせしてすみません』って感じでにっこり微笑み会釈されました。
無愛想なひとの多い東京でこれまた珍しい。
嬉しくなって思わずにっこり微笑返しの私でした。(ヘルメットごしにね)
なんかね、あんな美人と目が合って、微笑み合って、すっごい得したな~って思っちゃった!
なんかいいことあった〜!みたいな。

「オバサンのくせに」
そうよ、オバサンのこの私が、嬉しくなっちゃうんだから、そこいらの男らならイチコロだよね。
老いも若きも、みんな舞い上がっちゃうんじゃないかな。
美人はトクだなぁ~って、美人は存在価値があるなぁ~って、しみじみ思った午後でした。
美人はいいわ~。
美人に生まれかわって、ヒトに幸せを振りまいてみたいわ~

「手始めに、ボクにふるまいなさい。肉でいいから。。。オバサンでいいから。。。」