夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

新米が来た

2013-10-04 00:08:33 | ずんのひとりごと

「にらですよ。。。秋は、お腹がすきますねぇ。。。」
えっと。。。キミの場合、季節を問わず腹ペコなのではないかい?

「秋は特にですよ!美味しいものが多いから!」
そうだねぇ、秋は美味しいものいっぱいあるねぇ。
お野菜や果物は美味しいし、お魚も美味しいしねぇ。
でも、なんと言っても一番美味しいのは。。。

「これかしら?」
そう!そのとおり!
新米です!!
先週末、田舎に行って新米をもらってきました。
農家の親戚から、モンキチ一家にと、届いておりました。
ありがたいね~嬉しいねぇ~
早速炊いて食しました!
せっかくの新米だから、お新香や佃煮を供に、ご飯をたくさん食べました!

「それって、おかず作るのが面倒だっただけでしょ?」
余計なことは言わんでよろしい。
私はねぇ、お新香ご飯が大好きなのよ。
基本ご飯ッ食いなのよ。
最後の晩餐は、許されるならご飯とお新香にしたいくらいなのよ。
もっと許されるなら、ビールを1杯かな。

「1杯飲んだら1本、1本飲んだら3本。。。」
そのあとは何本飲んだか覚えてないほどへべれけってか?
それも結構!
どんな死に方をするかなんてわからないからね。
おいしくご飯を食べて死ねるように、今から徳を積まなくちゃね。
私のふたりの祖母は、同い年だったけどとても対照的でした。
父方の祖母は、滅多に風邪もひかない元気印、母方の祖母は、頭こそしっかりしてたけど10年以上寝たきりで病院で過ごしました。
でも最期は二人共七十台半ばでぽっくりでした。
同居していた父方の祖母は、朝ごはんを兄と私と一緒に食べて、1時間後に家の中で倒れてあっけなく逝ってしまった。
母方の祖母は病院だったけど、いつもどおり朝ごはんを食べて、午前中にお風呂に入れてもらって休憩で眠っているうちに亡くなっていました。
周りの誰も気づかなかったくらいの静かな死でした。
二人共ちゃんとごはんを食べて旅立ったのよ。
私もあやかりたいと思うのよ。

「でもビールはなかったんじゃない?」
そうね、朝だったしね。
ってか、うちのおばあちゃんはコップ1杯で真っ赤になっちゃう人だったし、母方のおばあちゃんは入院が長かったし、夜亡くなったとしてもビールはなかっただろうね、多分。
話は戻って、先週末の話ね。
田舎の家に夕方前に到着しました。
庭先に数人の人影が。。。
うちの義父母と、近所のおばあさんとそのお孫さんでした。
その小母さんは随分前から難病を患っていて、痛みもあってとても気の毒な人です。
しばらく入院していたんだけど、3日前に退院してきたからリハビリをかねてお散歩がてら立ち寄ってくれたとのことでした。
年をとって入院が長くなると、足が弱っちゃうからね。
不治の病だし、傷痕は痛々しいけれど、前向きに頑張っています。
偉い!
上がり込むと長くなるからとそのまま庭先で話して帰って行きましたが、中学生の(男子)孫と手をつないでゆっくりと坂道を下りていく姿は、なかなか心暖まる美しい光景でした。
小さい頃しか知らなかったけど、良い子に育ったのね!
孫か、いいなぁ~、うらやましいなぁ〜
私は子供は欲しいと思わないけど、孫は欲しいなぁ。
らーちゃんに若い嫁でももらって、黒い子供を産ませるか!

「若いヨメはいいけど、子は無理ですよ、ボクはおかまちゃんですからね」
そっかー、ダメか~
ネットで長くブログ読んで、一方通行に知ってる人達の中には様々な年齢の人がいて、子供が生まれましたとか孫が生まれましたとかって赤ちゃんの写真を掲載してるのを見ると、かわいいなぁ~ってうっとりしちゃう。
赤ん坊は可愛いよね。
ああ~私も新米おばあちゃんになりた~い!

「ないものねだりはよしなさい、うちの新米は、おコメだけで十分です!」