■□■カムイミンタラ■□■

旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

停電

2006-08-14 21:21:27 | Weblog
いきなりテレビがぶち切れたので驚いた。玄関に行ってもヒューズが飛んだ

気配もないので停電なんだなと思い主電源を切って出勤の準備。

表がガヤガヤとうるさいなと思うとマンションの住人がぞろぞろと出てきて

話し込んでいる。その中を挨拶しながらやっぱり停電なんだぁと納得。

どの辺まで停電しているんだろう、病院は大丈夫かなと自転車をこぐ。

途中のコンビニが真っ暗だったのでびっくり。コンビニが真っ暗って

普段はあり得ないし。信号機も消えていて、こりゃ病院も停電だなって思った。

でも病院って自家発電装置があるから平気よねと安易に考えていた。

面白かったのが病院までの10分の道のりに人が溢れかえっていたこと。

何でよ? 停電だからって外に出たって何の解決もしないでしょ。

何で急に見ず知らずの人と話し出すのよ。気分は宇宙戦争。笑。

で、病院も停電。え?自家発電は? 何でエレベーター止まってんのよ。

タイムカード押せないし。更衣室真っ暗だし。クーラー止まってるし。

お茶も出ないよ。仕方がないから早めに病棟に下りたらちょうど食事時に

停電したために食事が終わって横になりたい患者が「ベッド下げて~」と

騒いでいる。そうかぁ~、ギャッチを上げたけど電動だから下げられないのか。

で、自家発電は?と聞けばどうやら人工呼吸器とかの機械だけらしい。ふ~ん。

けっこうケチくさいのね。災害とかで復旧出来なかったりしたら冷蔵薬がパ~に

なっちゃうじゃんね。人間って電気一つ止まっただけで右往左往なんだね。

すごいねエジソン。

医療の「ヒヤリ」1年に18万件

2006-08-10 20:51:11 | 病院のシゴト
ってなニュースを朝からテレビで見た。

ヒヤリ・ハット事例は18万2898件で、「間違いが実施されたが患者に影響が無かった」が
70%だった。その他は実施前に発見されたが、1%にあたる1760件は「患者の生命に影響
しうる」ケースだった。

っていうけどさ、その1%はヒヤリ・ハットじゃなくて事故じゃないの~って思う。

「ヒヤリ・ハット」という報告書を業務中に提出する。

事故までいかない、危なかった~ってな事を原因や今後の課題なんかを書いて提出。

例えば、患者さんのベッドの中から注射針が出てきました~とか。

点滴や薬を間違えちゃいました~とか。投薬しちゃったら事故なんで。

患者の転倒・転落も事故なんだよね。それでもヒヤリ・ハットは書いて提出しなければ

表に出てこないので本当はもっと多いと思うけど。

投薬といえば先日、シラ○○を飲ませなくてはいけない患者にシ○○ラミンを飲ませた

ナースがいて驚いたけどね。早い話が高熱が出て解熱させるのに睡眠薬を飲ませちゃいました

ってな訳。恐ろしか~。熱でもうろうとしているのに更に眠らせる!!みたいな。

そのまま永眠しちゃうって。

もっと驚いたのは湯たんぽを氷枕のように頭にあてたナースがいたって事。

頭、やけどしちゃうよ~。足にあてるときだって皮膚に直接あてちゃダメなのにぃ・・・。

医療とは全く関係ないフツーの人だって湯たんぽを頭にあてるって事はないでしょう。

これ、各々違う人だけど二人とも正看護士なんだよねぇ。

世間一般からするとナースってみんな一様に何でも病気のことなら体のことなら

わかっているはずって思いがちだけど違います。ホントに免許持ってるの?って人

ざらにいます。気を付けた方がいいですよ~。

七回忌

2006-08-06 22:20:34 | Weblog
6年前の今日、私は大事な人を事故で亡くした。

今でもあの日のことは鮮明に覚えている。だけど不思議なことにあの夏が

どのくらい暑かったのか全く覚えていない。

親族でもない私を家族は法事に呼んでくれる。「あの日を思い出す暑さね」と

言われたが私にはどのくらい暑かったのかが思い出せない。夏なんだから暑いはず

なのだが体感的に思い出せない。覚えているのは毎日、電気を消して眠ることが

出来なかったこと。食べるということに嫌悪感を覚えたこと。猫が鳴いてうるさかったこと。

あの日の朝、確かにバイクの音がして階段を上がる足音を耳にした。その音で目が覚めたのだが

誰も部屋に入ってこなかったので再び眠った。今にして思えばあれが虫の知らせというか

お別れに来たんだ。あとで知ったんだけど死亡確認時刻ってときだったから。

今でも話したいなぁって強く思うときがある。やっぱり私に強烈な影響を与えた人なので

今、自分の歩んでいる道、一番聞いて欲しい相手である。そしてハーレーに乗っていることも

言いたくてうずうずする。一度は乗りたいんだけど、バイク屋からあんたの走り方だと絶対に

壊れるからハーレーだけはやめてくれって言われちゃったんだよねぇと苦笑いしていたのを思い出す。

以前、私がTDMを買おうか迷っていたときにあ~でもないこ~でもない、止めた方がいいよと言われ

結局NINJAを買って北海道行って帰ってきたら愕然とした。新車のTDMが止まっている。

「どしたのコレ?」「この前、TDMの話をしたら欲しくなっちゃって~」と言い放った。

くっそう、悔しい。この仕返しがしたい!! と今でも本気で思う私であった。

孤立感

2006-08-01 22:47:35 | 病院のシゴト
立ち上げの一般病棟にサブリーダーとして移動して一ヶ月。

療養病棟として働いていた彼女たちは未だにまともに仕事が出来ない。

リーダー自体が療養病棟の感覚で仕事をしてくれるので意味がない。

私以外のヘルパーは全て50代60代の人たち。彼女たちに今更仕事とは

なんぞやと説き伏せる気力もない。思考回路が停止し始めた脳では

新しいことを受け入れることを激しく拒否する。ちょっとごり押しすると

この小娘が!的態度を取られるので私は日々孤立感が強くなる一方。

パソコン作業はもちろん全部、私に押しつけ。苦笑。

自分一人が空回りしている感じ。急性期病棟に帰りたい・・・。

一度、急性期病棟で人手が足りなくなって誰を移動させる?って事に

なったので私が帰ってもいいよ~って言ったんだけど「返すわけないじゃん」と

一緒に一般病棟に移ったナースに軽く却下されてしまった。笑。

じゃぁって事でその時、いちばん扱いづらい人を移動させたけど。

もうこの状況下で働くことに嫌気がさしてきたのでついにナースになることを決心した。

と言っても簡単になれるわけじゃないのでまず来年、看護学校を受験することから挑戦。

う~ん、私の脳もそろそろ停止し始める年齢なのでここで一発、油を差すって事で。