二子玉川 de ぼちぼち絵日記

二子玉川在住主婦の好きなモノ絵日記。街歩きやスイーツ、エンタメ、昭和レトロ等 コメントお気軽に!☆

ゆめまち観音@浅草六区ゆめまち劇場

2014-05-12 19:07:24 | 映画 


ゴールデンウィークにオープンしたばかりの「浅草六区ゆめまち劇場」に映画 「ゆめまち観音」を見に行ってきました。

 ゆめまち観音は…
三遊亭あほまろ監督が2008年に製作した映画をライブ活弁(活弁士:麻生子八咫 )によって上映します。 
「ゆめまち観音」はすべてジオラマと人形による映像で関東大震災以前から東京オリンピックまでの時代を生き抜いた日本人の姿を描き出しています。
[監督] 三遊亭あほまろ
[活弁] 麻生子八咫
[ジオラマ製作] 山本高樹   [製作協力]円谷プロダクション
[音楽] なぎら健壱、浅草ジンタ、辻香織、バンバンバザール
予告編は→  こちらから 

‘ジオラマの詩人’山本高樹氏のジオラマ、浅草、昭和の人情劇、ご当地応援映画、、、
これは好みだろうなぁ、と予想していましたが、、想像以上にステキな作品でした*



映画の主人公たちは ジオラマの小さいお人形。 


どのくらい小さいかというと、活弁士の麻生さんが手にするとこんなに小さい…w 


アニメ-ションではないので動きません、が、浅草を愛する芸人さんたちが人形の声を演じているので表現豊か!
たとえば 三遊亭圓歌さんが友情出演で登場していますが、
劇中劇のお人形の園歌さんの落語に思わず聴き入って吹き出してしまうほど (^^) 


時折、大正、昭和の写真も織り交ぜながら、浅草の歴史が語られていきます。
一度 実在する姿を見てみたかった「浅草12階」こと、凌雲閣が大画面で見られて、すごく嬉しかったな~~


明治23年に建てられた凌雲閣は関東大震災で半壊、主人公たちも歴史の流れに巻き込まれていきます。
ストーリーは「続・男はつらいよ」や「Always 三丁目の夕日」をちょっと彷彿させる内容で、笑いあり、涙あり、人情あり。
こういう人情ものって、もう東京だと浅草くらいしか作れないかもしれない。
気が付くとハンカチ握りしめて泣いてましたよ~^^;  


いろいろあったけど、主人公の女性たちは明るくてたくましい!
昭和になってからの女性たちの洋服もかわいくて 楽しかったです


浅草だけじゃなく、銀座、本郷、浅草橋、神田、といった東京のジオラマがどれも素敵で。
個人的に好きな銭湯のシーンでは 
大田区明神湯のジオラマに「神田川」のメロディがかかります^^


上映後にあほまろ監督とも少しお話できましたが、この映画が5年も前に製作されたと知って驚いた。
活弁士さんが 「自分が30代、40代、50代、60代、70代、、になっても「ゆめまち観音」の活弁を続けていきます」とおっしゃってましたが、ほんとに末永く上映されたらいいなぁ、と思う。
そのためにはやっぱり 良いと思うものは伝える努力をしていかないといけないんだわ。 

どこかで機会があったら、あぁ、あのジオラマ映画か、とぜひご覧になってみてください(^^) 
できれば浅草で♪ きっと琴線に響くはず! 

(*「ゆめまち劇場」ホワイエに ジオラマの展示があったので撮影させていただきました)

浅草六区ゆめまち劇場
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