潜れども 潜れども

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ダイエット体験記(1)・・・動機

2010年03月16日 00時42分12秒 | Weblog
今回の私のダイエットの動機からこの話しをはじめようと思う。

何事にも動機は大切だ。
してしまったことに対し、その動機によって人が裁かれる際の刑罰の重さが左右される場合もある。

私の場合の動機の背景は以下のとおりである。

① このところの健康診断で、肥満を指摘されていた。
② 潜水の際、肥満が減圧症を誘発する要因としてその可能性が指摘されている。
③ 最近、久々に会う人に、「おい・・、どうした・・・?」とあまりの太り様に見違われたことがある。
④ チビ・デブ・ハゲからの脱却。このうち自分の努力により手っ取り早く解消できるのはデブである。

こんなところである。

そして最終的に私が得たいもの、捨てたいもの・・・。

「減圧症が再発しにくい健康な体」

「肥満した醜い体系」

この2点だ。

例えば、私が禁煙した際の動機といえば・・・、

 潜水の際、エアのもちを良くしたい。

この一身だった。

何か、潜水中の不慮の事故の際、あと一呼吸があれば助かる可能性がでてくるときがあるのではないだろうか。または、あと一呼吸あればバディを助け、自分が助かる局面があるのではないだろうか。

この紙一重のギリギリの人の生死を分ける一呼吸を考えた場合、喫煙者と、否喫煙者とではおそらく否喫煙者のほうが有利に働くはずである。

その動機が私を喫煙から遠ざけた・・・。
当時、私は本気でそう考えていた。

逆に言えば、一呼吸のエアの持ちを良くするために私は10年以上吸ってきたタバコをやめた。減圧症になっては元も子もないが、それほど真剣に考えていた事は事実だ。
そう思うに至った危険な思いをしたこともある。

人様々、ダイエットへの動機はあるだろう。
いろんな人が、いろんな蜜のような言葉を囁く・・・。

私はこうして嘘のように楽に痩せられた・・・。

???

冗談じゃない・・・。
そんな夢のようなことなんてある訳がない。
空腹に耐える事無くしてダイエットは成功しない。

ただ、やり方を間違えても成功もない。

皆さんそれぞれの目的に向かって精進するしかない。

ただ、皆さんダイエットは手段のはずで、それによって何かを得たいはずだ。
健康だったり、おしゃれして周りからの観られ方を変えたかったり・・・。
空腹という生命維持に不可欠な警鐘に打ち勝てるのは、その得たいものを得るということによる自己満足しかないのである。

その時のなりたい自分になる・・・。
時として、ダイエットはその手段の一つに成り得るとは思う。

ただ、ダイエットは飽くまでも手段であり、目的であってはいけない。
恐らくその手段と目的の逆転の先に拒食症か何かがあるのだろう。
その点は皆さんよく考えてみて欲しい。

あなたは何故痩せたいのですか?
痩せる事によって何が得られますか?



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