潜れども 潜れども

管理人のいろんな事への感想等。ダイビング、落語、Jazz等。

減圧症のその後・・・。

2009年09月24日 00時43分46秒 | Weblog
先日、HARUさんからコメントをいただいた事もあり、最近の私の減圧症後遺症の症状をお知らせしようと思う。

主な症状
① 頭痛
② 耳鳴り

そのほかで、減圧症の後遺症と思われる自覚症状はない。

① 頭痛について

痛みの程度、頻度は罹患当初と比べると、今思い出してみれば格段に改善されている。明らかに「あ~~、痛い・・・。」と頭を抱えてしまいたくなるようなものは今は無い。
1日のうちで、痛みを全く感じない日もある。痛みを感じても、ほんの数分間。実感としては頭痛に悩まされているといった感は殆ど無い。
痛みを感じる部位は、首から上、眼球と眼球の間の奥の方、眉の奥の方というか、その時々で場所は変わる。
なんとなく、眼の疲れ言うか、眼球周辺のコリ(?)というか・・・。言いようの無いモヤモヤ感というか、不快感を伴っている。

② 耳鳴り

この耳鳴りについては、全く改善の見込みも無く、当初から全く変わっていない。
減圧症の罹患を自覚した当初は殆ど感じなかったものだったが、私本人の意向とは裏腹に初期治療の遅れから発症し、今まで数年間、自覚する音量、音程等は変化するが基本的に24時間私の右耳を中心に鳴り続けている。
とはいえ、この点に関し改善、完治は私自身諦めており、もし、この耳鳴りがなくならなければDIVE復帰がなされないとすれば、私のタンクを背負っての潜水は不可能となる。

以上が、私の最近の症状である。

次回は、最近の私の症状から私の自己分析をしてみようと思う。

と、言うところで、今日はこれまで・・・。

トリノ・エジプト展(3)

2009年09月12日 01時02分51秒 | Weblog
トリノ・エジプト展を観てから、ずっと考えていることがある。

いろいろな歴史的な背景や事情はあるにせよ、当時あれだけの栄華を誇った文明が、現在数々の学者によって発掘、研究されている。

つまりは、不明な事、謎があるからで、それが未だ解明されておらず研究の余地があるからである。

砂に埋没し、忘れ去られてしまったからである。

私が生まれた時、私の祖父母は既に亡くなっていた。
もう、私は私の祖父母について語ることは出来ない。

私についても同様である。
私が死んでしばらくすれば、私を語るものはいなくなる。そして当然私は忘れ去られる。墓くらいは残るかもしれないが、墓石に刻まれた私の名は、単なる記号になり、それ以上の意味を持たなくなる。
人の一生に何の意味を見出そうという訳でもないが、人の一生などそもそもそれほどの意味を持たないものかもしれない。悲観しているわけでもなく、それが現実なのだろうかと考えたりした。

ちょっと話が飛躍しているかもしれないが、第二次世界対戦についても、実体験として語れる者はいなくなる。

そして歴史は繰り返される。

なぁ~~んてなことを呟きつつ、今日はこれまで・・・。