「あいうえおの本」 安野光雅・作
福音館書店
わたしがちいさいころから、だいすきな一冊。
何才くらいから見ていたんだろう。
3才?4才?
わからないけど、いつもそばにあった一冊。
もう、背表紙はやぶれてボロボロだ。
でも、だいじなだいじな一冊。
安野さんの、きれいな絵。
細かい描写。
ユーモアあふれる組み合わせ。
こどものころは、そんなこと考えなかった。
ただただ、この絵本がだいすきでじーーー・・・っと見ていた。
おいしそうな食べ物がいくつもでてきて、
「これ、ほんものみたい!」
ばかり言ってたような気がする。
大人になった、今、この絵本は芸術作品を鑑賞しているような気持ちで読む。
うっとりして、はぁ~・・・とためいきがでる絵本。