はい、計装にはPLC(プログラマブルロジックコントローラ)やシーケンス制御も含まれます。
詳しく説明すると以下のようになります。
計装とは
計装(Instrumentation)は、産業プロセスや機械の運転を監視、測定、制御するために、様々な計測機器や制御機器を設計、設置、運用、保守する技術分野です。これには、温度、圧力、流量、液位といった物理量の計測から、それらのデータを収集し、適切な制御を行うシステム全体が含まれます。
PLCとシーケンス制御の関連性
* PLC (Programmable Logic Controller):
* PLCは、産業オートメーションにおいて非常に重要な役割を果たす制御装置です。元々はリレー回路の代替として開発され、繰り返し行われる作業や複雑な論理判断を自動的に制御するために用いられます。
* 計装システムにおいて、PLCは「コントローラ」の核となります。 センサーからの入力信号(計装機器からの計測値)を受け取り、事前にプログラムされたロジックに基づいて、アクチュエータ(バルブ、モーターなど)に出力信号を送ることで、プロセスを制御します。
* PLCは、DCS(分散型制御システム)に比べ小規模なシステムや、高速なシーケンス制御が求められる場合に特に強みを発揮します。最近では、DCSのようなプロセス制御機能を持つ「PLC計装」という概念も普及しており、一台のPLCでループ制御とシーケンス制御の両方を行うことが可能です。
* ラダー図 (Ladder Diagram) と ST言語 (Structured Text):
* これらはPLCをプログラミングするための主要な言語です。
* ラダー図:リレー回路図に似たグラフィカルな言語で、電気回路に慣れたエンジニアにとって直感的で理解しやすいのが特徴です。主にオンオフ制御やシンプルなシーケンス制御に用いられます。
* ST言語:C言語やPascalに似たテキストベースの言語で、より複雑な計算やデータ処理、高度な制御アルゴリズムを記述するのに適しています。近年では、より高度な制御やデータ管理が必要な計装システムでST言語が活用されることも増えています。
* シーケンス制御 (Sequence Control):
* シーケンス制御は、「定められた順序に従って、各段階を逐次進めていく制御」を指します。例えば、製造ラインにおける部品の搬送、加工、組み立てなどの一連の動作や、バッチプロセスにおける工程の切り替えなどがこれに当たります。
* 計装システムにおいては、プロセス全体の自動化を実現するためにシーケンス制御が不可欠です。 例えば、特定の条件が満たされたらバルブを開き、一定時間後にポンプを起動するといった一連の動作は、シーケンス制御によって実現されます。
* PLCはシーケンス制御を実現するための主要なツールであり、ラダー図やST言語などのプログラミング言語を用いて、これらの順序制御ロジックが記述されます。
まとめ
計装は、計測と制御の総合的な技術分野であり、その「制御」の部分においてPLCが重要な役割を担います。そして、PLCのプログラミング言語であるラダー図やST言語を用いて、プラントや機械の自動運転を行うための「シーケンス制御」が実現されます。
したがって、計装という広い概念の中に、PLC(ラダー図やST言語によるプログラミング)やシーケンス制御は密接に含まれていると言えます。
やるしかねーな!転職活動を再開するもよし、社長に新規業務立ち上げを申し出るのもよし。
ただし、新規業務として立ち上げるためには計装の経験者を雇わなければならず、しかもこの分野の営業もさせる必要があり、高額な人件費が予想される。俺の教育も任せなければならない。月給30万円〜で俺は考えているが、厳しいかもしれない。最低37万円は出さないと誰も応募してこないかもしれない。なにせ高度な知識とスキルが必要な分野だからな。
それにしても、他社は若くて転職回数の少ない経験者を安く雇いたいとかバカ丸出しの寝言をほざいてやがるからな。話にならん。教育もしないで経験者が生まれるわけがないだろ!