日本会議唐津支部 事務局ブログ

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【中学歴史教科書8社を比べる】690 32 戦後日本の文化状況 -12- ■まとめと考察 ⑶ 各文化の状況 2/2:実物コピー2/2(日本文教・清水書院)+まとめ表 〈32:完〉

2019年02月23日 | 中学歴史教科書比較(2)h28-令和2年度使用
2019年02月23日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-31年度使用)

32 戦後日本の文化状況 -12-(完)

■まとめと考察 

⑶ 各文化の状況 2/2 ~実物コピー2/2  + まとめ表~

日本文教】

 

【清水書院】

 

【教育出版】・【学び舎】 記述無し

 

■まとめ表


 

1 「各文化」の描き方

●戦後の各文化の状況をおおむね描いている。 → 〇 育鵬社、自由社、東京書籍、帝国書院。

●上記について、ほとんど、あるいは、まったく描いていない。 →  教育出版、日本文教、清水書院、学び舎。

※4社対4社の極端な違いがあるが、少なくとも、最低限、《戦後の急速な”国際化”の進展の中での、日本文化のありよう》については、中学生に教えるべきだろう。
 歴史学における《現代の状況を、因果関係を含めて(=歴史的に)認識・理解する》という実用的側面からすれば、「戦後の文化的状況」を無視するわけにはいかない。

(※「文化」のもっとも重要で簡単な広義の定義は、「社会的習慣」だろう。人類世界の歴史的産業構造の変化を、「重要度」ではなく「就業人口の割合」でみると、「生きる」ための第1次産業(=農林漁業文化)から、第2次産業へその比重が移り、さらに、先進国であればあるほど、第3次産業の割合が圧倒的に多くなっている
 3次産業になると、もう「生きる」ためという目的を脱して、「豊かさ」や「楽しみ」を求めるための産業だ。そこでは、例えば、音楽・文学・スポーツ・映像文化などの「狭義の各文化」がかなりの役割を果たしている。また、「食文化」でさえも、もう「生きる」ためではなく、「健康」や「楽しみ」を求めるものになっている。)

 

~次回から、「33 戦後日本の国家安全保障に関する状況」の描き方 

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・著者:松永正紀  教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》※記事の不備等に関するお願い…《ブログ「やおよろずの神々の棲む国で」の記事》が原典。他に2つのサイトに同時に投稿中。不備等の後日修正は原典のみで実施中ですが、事情により原典ブログではコメント機能を止めています。ブログの内容に疑問がある場合は、投稿中の2つのサイト<または >へのコメントで教えてください。


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