男声合唱団「Funken club」日誌

愛知県豊橋市・東三河地方で活動する、男声合唱団「ふんけんクラブ」の練習報告、演奏会報告等を行っています。

桜丘80周年記念 ミュージカル

2005年11月03日 | 演奏会
桜丘80周年記念ミュージカル「ほたる舞え 川のながれに」を鑑賞致しました。
会場は、豊橋郊外の、アイプラザ豊橋で午後2時からの開演でした。

開演前に、桜丘生徒さん、校長先生、そして530(ゴミゼロ)運動の寺本和子さんの挨拶がありました。
我々「ふんけんクラブ」の指導者の吉村純先生が、このミュージカルの音楽監督と主要人物(530運動推進者の野沢東三郎さん)を演じました。

オーケストラピットには、桜丘学園吹奏楽部の生徒さんが入り、序曲演奏で幕が開きました。
まず、ふんけんクラブとも縁がある滝沢博さんがルンペン役で登場し、物語の状況説明を行い、ノラ猫達の歌と踊りからはじまりました。舞台は昭和40年代の懐かしい感じのするものでした。

その舞台となる朝倉川の川岸にどんどんゴミがたまっていき、そのゴミを片付けようとする人達と、ノラ猫達のあらそいを主に描いて進行していきました。

40年代の時代背景に合わせた、ノラ猫達(ガリ勉猫、SL猫、インベーダー猫、団地猫、ゲバ棒猫、ロックン猫、モーレツ猫など)の境遇もよく表されていました。こんなに、40年代は社会生活が変わったんだという事がよく表されていました。

最後には、川もきれいになり、ノラ猫達も元の飼い主達の元に帰っていくという、ハッピーエンドストーリーでした。

桜丘学園吹奏楽部の演奏も良く、出演者の皆さんの演技・踊りに熱気が感じられ、オペラ歌手の3人(テノールの吉村純さん、ソプラノの横江比鶴さん、バリトンの滝沢博さん)の歌唱には聴かせるものがありました。滝沢博さんは、蒲郡フィルのオペラカルメンの公演にも主演なさっていましたが、今回も良い味を醸し出していました。

最後に、ミュージカルでおなじみのアンコールメドレーにのって、出演者全員が挨拶を行い、涙ながらにガリ勉猫役の蔵地さんがお礼を述べ、休憩なしの約1時間半のステージの幕が閉じました。
はじめは、一曲ごとに歌い終えた時の拍手は戸惑い勝ちでしたが、次第に観衆ものってきて、最後は大拍手となりきました。
楽しく、素晴らしいステージでした。

当日の写真は、↓ここ、です
ミュージカル「ほたる舞え 川の流れに」

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2 コメント

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東日新聞の記事 (報道官)
2005-11-04 09:46:29
本日の東日新聞にも、記事が出ていました。

こちら↓です。

http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=10189
ご来場いただきありがとうございました。 (yoshimura jun)
2005-11-05 22:58:08
音のかけ橋の時もそうでしたが、フンケンの多くの皆さんが、私の出演する舞台に駆けつけてくださり、本当にうれしいです。今回のミュージカルは舞台が豊橋であることや、530がテーマであること。そして、音楽がバラードありラテンありロックあり、演歌ありのわかりやすいものであったために、普段私の演奏を聴くことのない多くの人が心を動かしてくれました。静まりかえった舞台上で、観客席のあちらこちらから、すすり泣く音が聞こえたときは、こちらも心が熱くなりました。音楽ってすばらしい。音楽をやっていて良かったと思える舞台でした。東日新聞の写真に写っている一番小さな子供は私の娘。堤防の写真で4人並んで歌っているお母さん役は私の妻、私の左側にいるのが息子です。家族総出演でがんばったこの舞台は、一生の思い出になりました。中野報道官殿。写真をいっぱい掲載していただいて本当にありがとうございました。

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