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◎【特集】軽音ROCK・セツナラ 真剣ロック

2009年10月23日 | 【特集】音楽バンドNEXT DOOR
 The girl next doorとは、「隣に住んでいるような身近で親しみやすい女の子」という意味。今回取材した4つのバンドは神戸大という身近な場所で育った。あなたの隣のバンド=バンドNEXT DOORのドアをたたいてみよう。第3回は軽音ROCKに所属のロックバンド「セツナラ」。【10月23日 神戸大NEWS NET=UNN】

 軽音ROCK所属のバンド「セツナラ」は「BUMP OF CHIKEN」のコピーバンドで集まったのが結成のきっかけ。1年生のときに組んで以来、メンバーチェンジもなく3年生4人で活動中だ。ギターボーカルの新堂敬隆さん(工)は音楽を「趣味を超えた存在。生活の中で必要な要素」と語る。「予定が合えばまず練習」という彼らのバンドへのスタンスを作り上げている一因かもしれない。
 現在「セツナラ」のオリジナル曲は15曲ほど。「新しい曲を作っていくのがおもしろい」とギターボーカルの新堂さん。サンプル曲は新堂さんが作るが、最終的には全員で完成させるそう。ドラムの島明日香さん(文)は「メンバーそれぞれの好きな曲調の違いを一つにするところが難しい」とオリジナル曲の制作について話した。しかし、完成したときが一番楽しいそう。
 バンド活動はライブ抜きにして語ることはできない。ライブについて「客も楽しませないとだめやけど、自分らも楽しまないと」と新堂さん。結成間もないころはテンションが上がってステージを転げまわることもあったそう。「恥ずかしい。聴かせられるもんじゃない」と当時を振り返るメンバーら。しかし、それが出来るのも現在のセツナラが成長した姿だからこそ。力強いが、どこか切ない歌声。それを支えるアグレッシヴなリズム。バンド名の由来でもある彼らの「切ないライン」は、ジャンルを超えた心地よいメロディーを届ける。
 就職活動を目前に控えるメンバーもいるが「(バンドを)続けられる間は真剣にやりたい」と島さん。これからの活動にも注目したい。

【写真】スタジオでの練習風景(9月12日・神戸市中央区で 撮影=岩本真侑)

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