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◎初戦コールド負け 阪神大学野球春季リーグ

2009年04月07日 | 野球・ソフト
 阪神大学野球春季リーグ3部第1節1回戦、神戸大海事科学部-摂南大が4月6日、寝屋川公園第一野球場で行われた。リーグ30連敗中の神戸大海事科学部は、ほぼ毎回失点を許し、0-10で6回コールド負けを喫した。【4月7日 神戸大NEWS NET=UNN】

 実力、というよりは気持ちの差だった。鎌田監督は「(選手らが)自分の力に自信が持てなくて、『相手のほうが優れている』と思い込んでしまっている」と分析する。

 それを象徴するプレーが1回の守備だ。一死2、3塁、カウント1-1からの3球目。プッシュ気味にバントされたボールは、遊撃手・藤道(海事・2年)の前へ。藤道は本塁へ送球。
摂南大の走者が慌てて3塁へ引き返す。捕手と3塁手で挟んでアウトを取れるはずだった。
 しかし、捕手・林田(海事・3年)はタッチアウトを狙うも追いつかず、走者は3塁でセーフ。続けて2塁走者をタッチに向かうが、こちらも間に合わない。有利な状況にも関わらず、アウトをひとつも取ることができなかった。「僕らでは信じられない不思議なプレー」と鎌田監督。結局、次打者に2点適時2塁打を打たれ、2失点。その後の悪い流れを作ることとなった。

 就任2か月。鎌田監督にとっては「まだまだ見きわめの状態」だという。満足に練習に参加できない選手がいる中で、選手らの力や野球に対する姿勢を把握するのには相応の時間がかかる。公式戦で初めてわかることもある。「間」の悪さだ。「『間』が悪いのは自分に自信がなくて、余裕が持てないから。技術もだが、心理状態から改善していかんとあかん。1年はかかるな」と苦笑いをする監督。連敗脱出への道のりは、長く険しい。(記者=浅井淳平)

●阪神大学野球春季リーグ戦3部第1節1回戦(4月6日・寝屋川公園第一野球場)
神戸大海事科学部 000 000 =0
摂   南   大 220 411x=10
(大会規定により、6回コールド)
【神戸大海事科学部】●小林、安井-林田
【摂   南   大】○富本-澤田

【写真】6回裏。コールド負けを喫し、うなだれた表情で引き上げる選手ら。(4月6日・寝屋川公園第一野球場で 撮影=伊崎春樹)


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