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◎奈教大に18得点大勝 近畿学生野球リーグ

2008年10月09日 | 野球・ソフト
 近畿学生野球秋季リーグ第5節1回戦、神戸大-奈教大が10月8日に南港中央野球場で行われた。神戸大は初回から打線が爆発。4回には12点をあげるなど、18-0で7回コールド勝ちした。先発のエース安井(経営・4年)は2安打完封だった。チームの成績は6勝3敗1分の勝ち点2。【10月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

 前節の奈産大に2連敗したショックを吹き飛ばす、猛打爆発だ。初回に上田(経営・2年)の先制となる右前適時打などで4点を奪うと、圧巻は4回だった。四球を除くと、3番の金川(発達・3年)から打者一巡して4番の下濱(経済4年)まで9連打12得点。5回にも金川の左中間を破る適時打などで2点を追加し、計18得点の大勝劇だった。

 初の5番を任され、猛攻の口火を切った上田は「まさかこんなに点が入るとは思わなかった」と驚きの表情。中村監督は「こんなに点が入ったのはちょっと記憶にない」と目を丸くした。

 一方、大量得点にも先発の安井は気持ちを切らさなかった。最速130キロ台の直球とスライダーを主体に力で攻める投球。中盤以降は制球も精度を増し、奈教大に三塁を踏ませることはなかった。

 奈産大との2回戦のあと、チームは重苦しい雰囲気に包まれた。自力優勝が消滅し、遊撃手の北野(発達・4年)や捕手の河嶋(経済・4年)などチームを支え続けてきた4年生は悔し涙を流した。だが、今は10年以上届いていない2位獲得へ全力を注ぐ覚悟が出来ている。

 「今日のことは忘れて、明日から転がしていく野球をしないと」と中村監督は気持ちを切り替えた。明日の奈良大との2回戦に勝てば、残すは阪南大との3回戦のみ。強豪の阪南大を倒し、有終の美を飾る。(記者=濱田直毅)

●近畿学生野球秋季リーグ第5節1回戦(10月8日・南港中央野球場)
奈教大 000  000 0=0
神戸大 400 1220 x=18
【奈教大】●磯崎、小崎、森本桂、寺井-丸山
【神戸大】○安井-河嶋

【写真上】初回に先制となる右前適時打を放つ上田。(10月8日・南港中央野球場で 撮影=濱田直毅)

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