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◎全員で作った63期集大成 ESSドラマセクション冬公演

2013年12月27日 | 公演・演劇・展示
 ESSのドラマセクションによる冬公演「NEVER BEEN KISSED」が23日と24日、シアター300で上演された。ドラマセクション所属のおよそ30人全員が登場し、賑やかで熱気ある公演となった。63期生にとってはこれが卒業公演。最後の晴れ舞台を見るため多くの保護者や友人が詰めかけた。【12月27日 神戸大NEWSNET=UNN】

 ドラマセクションの全部員が出演したこの作品。プロデューサーの日下部悠さん(法・3年)は「全員出られるものを選ぼうと思っていた。単なるラブストーリーでなく主人公の成長にも共感できるものを」と、何本も映画を鑑賞し、選んだのがこの映画だった。「人数も多く、まとめるのは大変だったけど」と苦労を語る日下部さん。一方で「人数が多いからこそ、楽しくわいわいできた」と笑顔で振り返った。観客からは「楽しそうに演技していた」と、劇を通して、ドラマセクションの明るい雰囲気が伝わったようだ。



 劇の原作となったのはアメリカ映画「Never Been Kissed」(邦題は「25年目のキス」)。主人公は25年間一度もキスの経験がない新聞記者。高校時代にいじめられ、トラウマを抱えていた彼女は、覆面記者として高校生に扮し、学校で潜入取材をする。2回目の高校生活は弟の助けも借りながら人気者へ、そして運命の人に出会い恋もする。そんな主人公の成長を描くラブストーリーだ。

 訪れた保護者は「完成度が高くて驚きました。英語も流暢で素晴らしかった」と口にした。63期の部員にとってはこれが学生生活最後の舞台。それぞれが、演技と英語という2つのものに向き合いながら完成させた舞台に、多くの保護者や友人も駆けつけた。「幸せだな」と語る日下部さん。多くの人に見守られた最後の舞台は、後悔のないものになったようだ。(記者=仲林恒平)


【写真上】学内に設置された公演を知らせる立て看板
【写真下】カーテンコールで並ぶ出演者一同(いずれも12月23日・シアター300で 撮影=仲林恒平)
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