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◎充実の内容で優勝飾る 硬式野球三商大戦

2009年08月18日 | 野球・ソフト
 硬式野球の第74回旧三商大定期戦が8月17日、スカイマークスタジアムで行われた。神戸大は初戦の一橋大戦を5-2で飾ると、大市大戦は8回に一挙3点をあげ4-1で勝利。2年ぶりの優勝を果たした。【8月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

 春季からの課題となっていた投手力で優勝を手にした。「春に比べて成長したかな」。中村監督も満足げな表情を見せる。

 初戦の一橋大戦。先発はエース伊勢本(工・4年)。力強いストレートを中心に攻め、一橋大打線を寄せつけない。ストライクが先行し、7回まで2安打無失点。大学院入試の関係で合宿に参加できなかったこともあり、後半こそスタミナ切れで2失点を浴びたが、8回を投げて四球ゼロ。抜群のコントロールでチームを勝利に導いた。

 続く大市大戦は大岡(発達・2年)が先発。春季リーグ後半から頭角を現し、神京戦でも最優秀選手賞を獲得した左腕は、緩急織り交ぜたピッチングで凡打の山を築いた。三振こそ1つもなかったが、8回を2安打1四死球1失点。さすがの安定感を見せつけた。

 両投手の好投の裏には捕手・石浜(農・3年)の成長がある。神京戦で捕逸や悪投など不安定さを露呈したが、この日は大きなミスは大市大戦の4回に一塁への悪送球を犯したのみ。「特訓もあって、かなり成長した。なんとかめどはついた」と中村監督を安どさせた。

 今回の優勝は、秋季リーグ開幕戦の相手である大市大に引導を渡したという意味でも大きい。「勝つというのは相手に不安を与える。その点でも意味はあった」(中村監督)。開幕まで残り約2週間。夏の成果を実感しつつ、神戸大が臨戦態勢に入る。(記者=浅井淳平)

●第74回硬式野球旧三商大定期戦(8月17日・スカイマークスタジアム)
第1試合
一橋大 000 000 110 =2
神戸大 100 200 02X =5

【一橋大】●松本、無尽-菊地啓、松本
【神戸大】○伊勢本、S成徳-石浜、田中祐

第2試合
一橋大 100 041 020 =8
大市大 200 000 030 =5

【一橋大】○小澤-松本
【大市大】●矢吹、末廣、中村-竹本、川島

第3試合
大市大 000 100 000 =1
神戸大 100 000 03X =4

【大市大】●河野-川島
【神戸大】○大岡、S白木原-石浜

※神戸大が優勝

【写真】一橋大先発の伊勢本(8月17日・スカイマークスタジアムで 撮影=浅井淳平)

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