ニュースキンエンタープライゼズは5月4日、第1四半期(2011年1-3月期)の売上げを発表した。
それによると世界全体では、ageLOC製品に牽引されて前年比+8.7%の増収で、特に3月は過去最高の売り上げを記録した。第4四半期に投入する新製品は、引き続き売り上げに貢献する見込みであると社長兼CEOのトルーマン ハント氏は語っている。
■NSE第1四半期売上げ発表
ただし日本では、3月に起きた自然災害の影響を反映して、現地通貨で7%下落した。
3月の東日本大震災より前に投資家向けに公表されている情報でも、残念ながら世界の成長市場に日本は含まれていない。
経営的な視点からしたら、当然の判断だ。震災がさらに減収幅を増やすことになる。
その中で、第4四半期に発表される新製品についての情報がある。
TAKING AGELOC“INSIDE”: BENEFITS OF ageLOCALPHA
.Complements benefits of Vitality
.Optimizes cellular energy production and cleansing process
.Restores and purifies the body
また随分と画期的な新製品のようだ。日本でのgenLOC Vitalityに続くgenLOC Alpha、それ以降Beta・Gamma・Kappaのロードマップが示されている。2011年10月のグローバルコンベンションで発表される。もちろん日本のディストリビューターはまだ知らない。
知ったところで、日本の市場はもはや魅力のないものとして、年々NSEの中での存在感が薄れつつある。
投資家向け資料は、こちらで見られる ので確認するといい。
特に、P.7とP.8を比較すると、「日本を除くとこんなにパフォーマンスがいいんだ」と、グラフで示している。一年前に検証したとおりだが、NSEがここまでやるとはキツイ。
日本でも本来ならこれから成長するはずなのに、食い尽くした感がある。
世界的に期待感が高まる一方で、日本のダメっぷりがわかる資料が、投資家に正しく説明されている。