傍観者の独り言・戯言

団塊世代の手前勝手な放言
ブログ「傍観者の独り言」の続編

定年退職者の生き様、人生諸々(雑感)

2017-10-16 11:43:41 | 雑感
定年退職者の生き様、人生諸々(雑感)

[Yahoo]サイトにダイヤモンド・オンラインの記事『「一人ぼっち」で過ごす定年退職者の哀愁、午前中の図書館、カフェ、ジム…』に接して、団塊世代の当方も定年退職者で、定年は10年前で現在の定年退職者とは諸環境が違うが、老母の在宅介護に時間をさいている現下、世の定年退職者はどうしてるか興味をもちましたね。

当方は、現役時代の50歳になると人事からから定年後のライフプランセミナーに出席の指示があり、60歳定年時の退職金・年金額の試算額をベースに退職後の生活設計をどうするかのセミナーがあり、当時は仕事実務に忙殺の時期であり、退職後の生活設計など関心なくセミナーは時間浪費と思い欠席しました。
セミナーに出席した同僚と飲んだ折、同僚はセミナーでは定年退職までに住宅ローンは完済せよと何回も言われ退職金の半額程度は個人年金に回せば退職後は年金で生活できると強調し、趣味を持てと説明をしてたと。
当方は、当時は横浜市内にアパートに住んでおり、子供の遊び場所を考え、実家の近く自然が残る埼玉の廉価なマンションを購入の際、当時の上司から住宅ローンは早期完済せよと強く助言されており、定年前に完済する契約したので退職後の生活設計に無頓着でしたが、同僚の話を聞いて退職後は何とかなると思い過ごしてきました。

ダイヤモンドの記事『「一人ぼっち」で過ごす定年退職者の哀愁、午前中の図書館、カフェ、ジム…』を一読し、定年退職者は経済的不安より、時間を持て余しに苦慮していると思い、その人間力で地方を活性化する事業企画の勉強会に参加したことがあり、地方の疲弊・退職者の動態に問題意識を持ちました。
15年前も定年退職者は時間を持て余し、家庭では「粗大ごみ」「濡れ落ち葉」とか比喩されており、退職後しばらくすると、自分の存在を示す物を欲する心情になり、何処の誰べーを示す名刺作成を望みましたね。
記事では、一人ぽっちの退職者を登場させ論評しているが、独りで時間を持て余して退職者は恵まれた部類と思われ、昨今では、スーパー、ホームセンターにシニア男性世代が多いことや故郷の実家へ戻る事例が登場しないことに物足りなさを感じます。

15年前では、シニア世代の雇用の機会は少なく、皆、時間を持て余していたが、現在はサービス業の人手不足が顕在化に老後破産が話題になる時勢に定年退職者は時間を持て余してるか懐疑的になりますね。
15年前は、認知症とは言わず痴呆と呼ばれていたが、親の介護は話題にならず自分の健康・家族の健康がシニア世代の酒の席での話題でしたが、現在は親の介護、幼児の保育・いじめ、子供の就学が話題になるのは、高齢少子化に非正規社員が深刻な社会問題になってきたのですね。
社会が変容してきたのは現実です。

団塊世代の当方が定年退職時期を迎えた時、一世代前の先輩は恵まれていた良き時代と思ったが、今は、団塊世代は「逃げ切り世代」と言われ、現役には申し訳に思いで、安倍総理がアベノミクスで社会は良化した公言など笑止千万ですね。


 ただ、言えることは、定年退職者は、本ブログ『「週刊現代」:親の介護は親の財布で 自分が老後地獄に・・・当然(雑感)』(2017-09-16) で、老後は子供に負担の迷惑をかけないと書きましたが、定年退職者は子供孝行に務めることですね。




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