傍観者の独り言・戯言

団塊世代の手前勝手な放言
ブログ「傍観者の独り言」の続編

NHKスペシャル『縮小ニッポンの衝撃』:日本の末期的症状(独り言)

2018-05-23 15:46:32 | 独り言

5月20日放送のNHKスペシャル『縮小ニッポンの衝撃 労働力激変 そのとき何が』を視聴したが、限界集落、高齢少子化社会と言われきたが、労働力減少は日本の根源的・致命的なの絶望的問題を痛感しましたね。
縮小ニッポンの人口ピラミッドを『棺桶型』と呼ぶそうだが、まさに日本は棺桶の片足を入っている終末期と思いましたね。

NHKスペシャル『縮小ニッポンの衝撃 労働力激変 そのとき何が』の番組内容・詳細を転載すると、
"「【内容
将来、人口1億を切る日本。現役世代はピーク時と比べ3500万人減少、人類史上例のない「棺桶型」の人口構造に突入する。誰が社会を支えるのか。模索する現場をルポ。
詳細
2050年代、人口1億を切る日本。現役世代はピーク時に比べ3500万人減少、人類史上例のない「棺桶型」の人口ピラミッドになる。誰が社会を支えるのか?期待されるのが高齢者だ。労働者に占める高齢者の割合は既に12.4%で世界一だが、さまざまな業務が舞い込む。
もうひとつの柱が外国人。しかし、若い労働力を求めて世界規模の争奪戦が起きている。この先、どんな未来が待ち受けているのか。模索する現場をルポする
。」

で、番組では、人口28,000人、高齢者率40%で人口ピラミッド「棺桶型」の岡山県・美坂市では労働力不足にベトナム人確保現実を紹介し、美坂市は介護職人不足を高齢者が担っているが高齢者補充に苦悩する現実を紹介し、労働力確保に高齢者補充に苦慮しているのは美坂市特有現象でなく、全国的な課題で高齢者向けシルバー人材センターが労働力供給を担うハローワークの代替になっていると紹介していましたね。

当方は、4年前、旧ブログで記事『人口減少の限界国家ニッポン(雑感)』(2014-06-17 10:18:10 | 国家の計)で、人口減少の警鐘を書きました。
当方は、高齢少子化が顕在化し地方の衰退動向や介護離職の増大に関心事でしたが、NHKスペシャル『縮小ニッポンの衝撃』では労働力不足に高齢者活用・海外労働力の移入しか解決策が無い内容で、高齢者労働力の補充も限定的で海外労働力の移入も実習研修制度だけでは海外労働力の確保が難しい現実を放送しており、安倍政権が重点政策としている働き方改革など日本社会の現状を考察すれば枝葉末節に与野党で政争している現状を垣間見すれば日本社会は限界国家に進行形ですね。

【参考】
NHKスペシャル『縮小ニッポンの衝撃』の原本は、NHKスペシャル取材班による講談社出版の『縮小ニッポンの衝撃 (講談社現代新書)』(発売日: 2017/07/19)です。





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。