傍観者の独り言・戯言

団塊世代の手前勝手な放言
ブログ「傍観者の独り言」の続編

在宅介護で老母を看取って思った事(パジャマ・肌着)(独り言)

2017-11-08 06:05:32 | 独り言

当方は、認知症で要介護5の老母(96歳)を在宅で看取って在宅介護で体験したことに、硬直した老母の肌着・パジャマ類があります。
ベットで寝たきり老母は、身体が硬直化しており、その老母へ相応しい肌着・パジャマ類の選択に一苦労しました。

老母は、特養に入居中は、杖や壁を触りながら自力歩行が出来ていましたが、特養内の転倒事故で拒食になり抹消静脈栄養を施したが不調なり、療養病院に入院し、中心静脈栄養の施しも3ヶ月で不調で、経鼻経管栄養を施すことなり、終日、ベット生活になり、手足や身体全体が硬直化する状態になりました。
その硬直化した身体の老母を在宅介護と決断しましたが、在宅介護前に、病院側で1週間事前レクチャーを受け、独りで寝たきり老母の介護は現実的に難しくヘルパーさんが主役と痛感しました。
在宅介護が始まり、朝、オムツ交換は当方が担当し、昼・夕は訪問ヘルパーが担当するスキームで、独りで寝ている老母のオムツ交換は力仕事であり、女性一人で行うにはノウハウが必要と痛感しました。
よって、当方はヘルパーさんがオムツ交換するときは体位変換を支援することにしました。

身体介護には、清拭というパジャマ・肌着を交換し身体を拭き清める作業があります。
清拭を支援して思ったことは、市販の既成パジャマでの着替えに難渋した事です。
当方は、在宅介護にあたり、新品のパジャマ・肌着を用意いましたが、パジャマなど見た目が良く、値の張るパジャマで十分と思ったが、こわばった身体の高齢者には着替えに不向きと思いましたね。
要は、パジャマ生地・法政が全方向に伸長することが重要で、特に袖口が伸長し大きく開くことが絶対的条件です。
そのようなパジャマ類は、大手シマムラには相当する製品は限定的で、イオンには今まで探してもありませんでしたね。
中堅のスーパーのマルエツに相当する製品が見つかりました。
暑くなる時期に、生地が伸びない麻製のパジャマはの不向きで、特に、袖口が伸びない形状の物は最悪と思いましたね。

当方は、老母のパジャマ着替えはヘルパーの支援しかなく、袖口が伸張しないパジャマにはヘルパーは難渋するのでパジャマ選択には神経を使いました。
袖口の伸長するパジャマでは、ヘルパーさんが一人でも短時間で労力を使わず着替えできますね。
介護用のパジャマは、通信販売も散見され、ボタンを大きくしたとか能書きを記述しているが、実介護を従事しているヘルパーさんの声が反映しているか疑問ですね。

介護の世界は、力仕事の世界で諸々の介護ロボットが開発発表されているが、寝たきり高齢者向けのパジャマは本人の事も大事あるが介護ヘルパーの意見を尊重が大事ですね。




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