No.165 2006/1/29作成
1月25日から26日にかけてNASAの土星探査機カッシーニが撮影した土星です。
4枚の画像を合成して作ったもので、色は実際の色ではありません。
右下から太陽に照らされています。
夜側の土星もぼんやり輝いていますが、これはリングが反射した光に照らされているためで、大きなリングを持つ土星にしか見られない現象です。
南半球(下側)が現在夏なので、太陽光は画面の右下 . . . 本文を読む
No.164 2006/1/28作成
12月21日から23日にかけてNASAの土星探査機カッシーニが撮影した衛星ハイペリオンです。
カッシーニは9月26日にハイペリオンに接近しましたが、そのときとは少し異なる角度から撮影されました。
左側はモノクロ画像、右上は紫外線、緑、赤外線の画像を合成した擬似カラー画像、右下は色の違いを強調したものです。
ハイペリオンは無数の細かいクレーターに覆われています . . . 本文を読む
ニュース#84
ESAの火星探査機マーズ・エクスプレスが撮影した火星のルナ平原にあるユヴェンタ渓谷です。
ステレオカメラで撮影された画像を立体的に再現したものです。
奥の方に周囲より明るく見える山は、硫酸塩を多く含む堆積物でできていることがわかりました。
Sulphate deposits in Juventae Chasma
http://www.esa.int/SPECIALS/Mars_ . . . 本文を読む
ニュース#83
JAXAは24日10時33分に、種子島宇宙センターから陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)を搭載したH2Aロケット8号機を打ち上げました。
本来19日に打ち上げられる予定でしたが、17日の準備作業中にテレメータ送信機に異常が見つかったため18日にその交換が行われました。
機器の点検や関係機関への2日前通知のため打ち上げが遅れ、会議の結果23日に延期となりました。
しかし23日 . . . 本文を読む
ニュース#82
22日13時、JAXAの宇宙科学研究本部(ISAS)はJAXA内之浦宇宙空間観測所からS-310-36を打ち上げました。
当初の打ち上げ予定日は18日でしたが、2月28日まで予備の期間が設けられていました。
発射80秒後にロケット頭部が開かれて、83秒後には親機と3機の子機に分かれ、切り離された子機が網を引っ張って3角形の網を展開しました。
下はその概念図と、実際親機が撮影し . . . 本文を読む
ニュース#81
NASAの火星探査機マーズ・エクスプロレーション・ローバーの1つ、オポチュニティーが、探査の途中で大量の白い物質を発見し、これが主に硫酸鉄であることがわかりました。
このような高濃度の塩は、大量の水に溶け出していたものが析出してできるため、過去の火星には海があったことを示す証拠となります。
同じような白い物質は、去年も発見されました。
Salty Expression
http . . . 本文を読む
ニュース#80
現地時間19日午後2時(日本時間20日午前4時)、冥王星探査機ニュー・ホライズンズがケープ・カナベラル空軍基地からアトラスVロケットで打ち上げられました。
当ブログでも打ち上げ中継企画を行いました。
天候が思わしくないため、当初予定されていた17日から2日遅れての打ち上げでした。
もし数週間遅れていたら、冥王星到着は5年遅れることになっていました。
今後、2007年に木星に接近し . . . 本文を読む