ニュース#35
NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡が、約5億年前に死んだ星の残骸である白色矮星G29-38を観測しました。
その結果、大量の珪酸塩の細かい粒子が存在することを発見しました。
恒星が死んだ後も生き残っていた彗星ではないかと考えられています。
NASA's Spitzer Finds Possible Comet Dust Around Dead Star
http://www.sp . . . 本文を読む
ニュース#34
NASAのハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、オリオン大星雲の最も鮮明な画像が公開されました。
3000個以上の若い恒星や、新しい星が誕生しつつある場所などが見られます。
好きな場所を拡大して楽しむことができるので、下記のサイトをご覧あれ!
Hubble Panoramic View of Orion Nebula Reveals Thousands of Stars
http . . . 本文を読む
ニュース#33
NASAのハッブル宇宙望遠鏡が撮影したハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド(HUDF)に写っていた衝突する銀河です。
「おたまじゃくし銀河」と呼ばれています。
現在銀河中心にある巨大ブラックホールはもともとはそれ程大型ではなく、このような銀河の衝突によって成長していくと考えられています。
Monster Black Holes Grow After Galactic Me . . . 本文を読む
ニュース#32
NASAの土星探査機カッシーニが、土星の大気深層の雲を撮影しました。
青、緑、赤の偏光フィルタを使って撮影され、合成されたカラー画像です。
木星よりも温度の低い土星では、より深いところで雲が発生しています。
Deep Clouds
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA07672 . . . 本文を読む
ニュース#31
NASAの土星探査機カッシーニが撮影した画像です。
嵐が吹き荒れる土星の大気の模様が見られます。
左上の線は土星のリング、右上の天体は土星の衛星レアです。
Serenity Above, Tempests Below
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA07671 . . . 本文を読む
ニュース#30
NASAの火星探査機2001マーズ・オデッセイが撮影した、火星のArsia山の溶岩流です。
Lava Flows
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA03658 . . . 本文を読む
ニュース#29
12月20日と26日に、日本の小惑星探査機はやぶさが、小惑星イトカワに着陸しました。
この程、着陸点の名前が「はやぶさポイント」に決まりました。
イトカワ着陸点名は「はやぶさポイント」に!
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2006/0110.shtml
参考:旧やぎの宇宙ブログ:はやぶさ着陸中継
http://blog.goo.ne.jp/pe . . . 本文を読む
ニュース#28
今月19日に打ち上げられる陸域観測技術衛星(ALOS)の愛称が、選考の結果「だいち」に決まりました。
選考理由は一般公募で最も得票数が多く、衛星の観測対象がわかりやすいためです。
ALOSは12月上旬には試験を終え、中旬に第2衛星フェアリング組立棟(SFA2)に移動しました。
そこで1月3日~6日に、フェアリングへの収納され、10日には整備組立棟(VAB)へ移動されてロケットと結 . . . 本文を読む
ニュース#27
この画像はNASAのチャンドラX線天文衛星が撮影したM82銀河の星形成領域で、M82X-1と呼ばれるブラックホールがあります。
M82X-1からのX線の強さが変化しています(左の方が明るい)。
M82X-1の周囲を回る赤色巨星の影響で、X線強度が周期的に変化していることがわかりました(下図)。
M82X-1は中間質量ブラックホールという新しいタイプのブラックホールです。
伴星の観 . . . 本文を読む
ニュース#26
ブラックホールには、光さえも出られない事象の地平面という面があります。
NASAのロッシX線タイミング・エクスプローラーを使った観測で、中性子星(高密度星だがブラックホールよりは軽い)とブラックホールを比べたところ、中性子星には「地面」があるものの、ブラックホールにはないことが確認されました。
これらの天体は強い重力で周囲のガスを吸い込んで成長しますが、中性子星の場合にはガスが地 . . . 本文を読む
ニュース#25
北極星(ポラリス、こぐま座α星)は実は3つの恒星(主星Aと、2つの伴星B及びAb)からなる3重星です。
第2の伴星Abは主星Aのすぐ近くにあるため、分光観測によって知られ、これまで直接観測されたことはありませんでした。
NASAのハッブル宇宙望遠鏡が、初めてポラリスAbを直接撮影することに成功しました。 . . . 本文を読む
No.156 2006/1/15作成
NASAの土星探査機カッシーニが撮影した土星のEリングです。
青、緑、赤の画像を合成してカラー画像にしてみました。
Eリングは土星のリングの中で最も外側にあり、最も大きく、最も希薄なリングです。
そのリングを作っている物質は、主に衛星エンセラダスから噴出されたものだと考えられています。
元の画像:NASA/JPL提供 . . . 本文を読む
No.155 2006/1/15作成
1月15日にNASAの土星探査機カッシーニが再び大気をもつ土星最大の衛星タイタンに接近します。
この画像は、その直前にカッシーニが撮影した画像をもとに作った画像です。
タイタンは厚い大気をもつため、特殊な赤外線でしか地表を観測することができません。
この画像はNo.153とNo.154を合成してみたものです。
元の画像:NASA/JPL提供 . . . 本文を読む
No.154 2006/1/15作成
1月15日にNASAの土星探査機カッシーニが再び大気をもつ土星最大の衛星タイタンに接近します。
この画像は、その直前にカッシーニが撮影した画像をもとに作った画像です。
紫外線、緑、赤外線で撮影された画像を合成してみました(それぞれ青、緑、赤に対応)。
北半球(右)側に暗い部分が見られます。
1980年にボイジャーが観測したものと似たものでしょうか?
元の画 . . . 本文を読む