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放射能汚染”菅劇場”

2011-03-26 | 政治
第一幕は枝野官房長官の会見から始まった。
"放射能汚染されたほうれん草が見つかった"。
これだけを緊張しながら発表し、弁護士あがりらしく、いかなる言質も取られまいとする態度に記者たちも圧倒された。そこには、官僚のメモ以上のことは絶対に言わない、枝野が口汚く罵っていた政治家を自分自身が演じていた。
 これ程効果的に、国民に不安と恐怖を与える演出はなかった。
第2幕は、放射能汚染の説明会見である。
ほうれん草の放射能汚染は、食べても危険はないが、出荷を自粛させる。との、訳の分からない説明であった。
不安を増長させる演出ではないかとさえ思えてしまうのは私だけか?
混乱した国民は、買い控えに走った。
その後、福島県の近県の野菜にも同様の汚染が見られるとの、報道で、野菜全体を買い控える風潮が広まってしまった。
この劇場の一連の流れで、政府は、風評被害を声高に言うが、放射能汚染の実態の説明を全くせずに、”集荷自粛をさせた。損害の一部も補償する”から、政府がやるべきことをやった。ということになるのか???
水素爆発で撒き散らされた放射能が、先日の雨で野菜に付いて汚染されるぐらい素人でも分かる。しかも、爆発から一週間経っているので、放射能の主成分であるヨウ素は自然崩壊しているので、少し、様子を見ようと言えば、済んだのではないか?
この背景には、放射能が危険でなくては困る、”演出家”菅総理が居る。原発反対運動で政治家に成り上がった菅にとって、自分が取り仕切る劇場で、放射能が安全であっては、絶対にならないことなのである。
しかし、国民にとっては本当に迷惑である。農家は廃業に追い込まれ、消費者は普通に食べられる野菜が口に入らなくなり、その尻拭いの税金まで取られる。
菅はそこまでしてでも、原発を造った東電を悪者に仕立てたいのである。

ため息が出るのは私だけか?