ネッタイムス・ブログ

戯れ言や与太話、何でも御座れ。

中国茉莉花(ジャスミン)革命

2011-02-21 00:25:34 | 様々な話題
当ネッタイムス・ブログでも、ジャスミン革命から民主化ドミノや、エジプト反政府デモと中国で書いた訳だが、チュニジアの「ジャスミン革命」がエジプトに飛び火してムバラク独裁体制が崩壊、更に火種がリビア、イエメン、バーレーン、イラン、クウェート、サウジアラビア等々に飛び火した。
「ジャスミン・ドミノ」が広がり、次々と反政府デモが起きているのだが、これ等のデモでは特定の指導者や英雄は不在で、フェイスブックやツイッター等のインターネットが主役であり、エジプトでは「右手で投石、左手に携帯電話」が合言葉だった。

そして、その民主化の火種が、共産党一党独裁国家の中国にも飛び火し、民主化デモを呼び掛ける声が、ネット上でで駆け巡っている訳だ。
中国当局は例によって、反政府デモ関連情報の閲覧制限等の取り締まりを強化しているのだが、厳しい検閲を掻い潜って、情報はツイッター等を通じて広まっている。
事の発端は、ネットニュースに掲載された匿名による呼び掛けらしく、そこから集合場所等の情報がネット上で流れた模様である。

「一党独裁終止符」「餃子定食」「民主化促進」「焼飯大盛」「人権蹂躙反対」「中華丼一人前」「天安門事件非難」「出前一丁」「汚職撲滅」「麻婆春雨」「民主主義万歳」等がスローガンだ。※一部に何か混じっている様だがね(笑)。
チュニジアで起きた「ジャスミン革命」に因んで「中国茉莉花(ジャスミン)革命」と名付けられ、集まってスローガンを叫べば、歴史が変わり始める。と、ネットを通じて呼び掛けた。
しかし、20日に中国13都市での集会やデモは、公安当局の厳重な警戒で、何事も無く終わった。

19日から20日に掛けて、活動家ら1000人以上が各地で当局に連行されたり、外出制限を受けたりしたと言う。
各地でデモが予定されていたが、厳重な警戒態勢が敷かれ、北京では20日、中国茉莉花(ジャスミン)革命と言う事で、集会場所にジャスミンらしき花束を持って現れた男性が居たのだが、警官に排除された以外は参加者は現れなかった。
この男性は、もしかしたら女性へのプレゼントで、花束を持っていたのかも知れないな。

デートだったのかもな、そうだとしたら、警官は無粋な事をするもんだ(笑)。
しかし、幾らジャスミン革命だからと言っても、花束を持ってデモの会場に来るとは、何か勘違いをしていたのかね?、ジャスミン祭か何かだと(笑)。
まぁ、あれだ。中国の夜明けは遠いな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】